バスで農園に移動して、稲刈りの体験
車内で遊ぶ子ども達。それぞれがバラバラに遊んでいたもが時に繋がり、そしてまた離れたり。
運転席から見た車内の様子
手前でクラフトをする子ども達と、奥で対話をする子どもと大人たち。
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作品タイトル(日本語)
GIFT Mobile School
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作品タイトル(英語)
GIFT Mobile School
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制作物のコンセプトを記載してください。
人は社会的な生き物、「他人とコンタクトしない」で豊かに生きる事は難しく(でなければこんな状況でも集団で食べたり飲んだりし続けないのでは…)、コンタクトレスに移行できるのは仕事や金銭のやりとりくらい、いずれもそもそもあまり「人間的」な営みではないのかもしれません。
では何をコンタクトレスにしていくのか。月並みですが、デフォルトで密な都市部を脱出し、「望まないコンタクト」を極力減らすしかない。実際に今でも地方では比較的「通常」の生活が送れていると聞きます。
移住となると、地方で「良い教育」が受けられるかどうかが気になりますが、実は公教育のシステムは長らく、「これがスタンダードだ」と決められたものをベルトコンベアー式に提供してきました。1箇所に多くの子どもを集め、年齢ごとに分け、定量的に知識を与える。学区の学校に通い、その中でどの先生「当たる」か、子どもや保護者に選択の余地はあまりなく、宝くじのようなものです。
私たちはその一方的な形を脱し、(保護者としても)自らの手で学びのコミュニティを作りました。
場所はどこでも良い(バスでも!)、一方的に教えるのではなく、大人も一緒に考えて学ぶ、そして教室の中だけではなく、実世界の中で体験を通じて、学ぶ。
「学ぶ」というとても人間的な行為には(特に小さい子ども達の)人や環境とのコンタクトは欠かせなく、むしろ今までよりも密にしていく必要があると考えています。 -
制作物のコンセプトを記載してください。(英語)
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作品の素材・仕様
中古のマイクロバスをベースに、主に廃材を使って内装を仕上げています。
車内は大きくベンチ/ベッドエリア、キッチンエリア、小さなライブラリー/アトリエスペースに別れていて、子どもが6人、大人が2人ほど過ごせるようになっています。
中には本を100冊程度、クラフトなどに使う素材や道具など、子ども達の想像力を刺激するような季節の素材、廃材などを積んでいます。 -
作品の素材・仕様(英語)
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作品のリファレンスURL
https://www.facebook.com/GIFTinternationalschool
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作品の映像URL
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公式サイト、もしくはSNSのURL
www.gift-ed.org
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プロフィール情報
富田直樹
クリエイティブディレクター/ビデオグラファー
とみたなおき
東京都で生まれたのち、5〜20歳までをスペイン・マドリッドで過ごす。
雑誌の編集・ライターを経て、2011年よりフリーランスで映像制作を始める。
2015年、クリエイティブオフィスNINAJAWORKS株式会社を設立。
自身の娘が生まれたのをきっかけに、教育プロジェクトGIFT Schoolを立ち上げる。
ninja-works.jp
gift-school.net -
参加メンバー
富田直樹 ファウンダー/ディレクター
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居住国
日本