-
応募プロジェクト・アイデアのタイトル
地域を超えた繊維製造業の連携によるアップサイクルなもの作り
-
応募プロジェクト・アイデアのタイトル(英語)
Up-cycle manufacturing through collaboration between textile manufacturing industries that transcend regions
-
応募プロジェクト・アイデア紹介動画URL(5分以内)
-
応募プロジェクト・アイデアの説明
我々のプロジェクトは、繊維製造現場で発生する不良生地の問題を解決するため、これは、不良生地は焼却処分されるので、CO2の削減また、使われなかった生地を再利用することによる製造過程での電力などを無駄にしない。などの解決が可能であり、不良生地に日本の伝統的工芸品である「有松絞り」を施し、製品と蘇らせることによる、伝統的工芸品の販路拡大を目的としている
-
応募プロジェクト・アイデアの説明(英語)
-
応募プロジェクト・アイデアの詳細説明
持続化可能なもの作りには、生産現場の関与が必要条件である。現在の話題は、リサイクルなどであり、これは販売されたものを、再度どのように使うかに着目している。しかし、繊維製造現場では日々、世に出せない材料などが発生する。これまでこういったものは廃棄・焼却処分をしている。そのため、製造工程で使用している、エネルギー・資源を無駄にし、焼却処理のためのエネルギー・資源などを余計に使っていた。ではなぜそういったもの発生するのか、生地をメーカーに納品する場合、仮に一反が50Mのものは、その中に一箇所の不良部分もあってはいけないとされている。これはその後、量産過程において、生地不良の発見が極めて難しいということが原因である。そのため生地メーカーでは、一箇所でも不良箇所があるものは、出荷出来ず不良として、処分している。しかし、欠点さえ取り除ければ、残りの部分は生地と使用するのになんら問題のない生地である。そこで、生産過程に置いてより目で確認できる方法で加工すれば良いのではないか!その考えと、一番相性が良いのが、絞り加工である。絞り加工は、いまだに機械されず手作業により生産される。そのため、加工中に常に人の目が生地を見ているので、不良箇所は避けて加工することができる。また、絞って染めるため、不良箇所を目立たなくすることもできるので、不良品のアップサイクルにおいては親和性が非常に高い。
このような背景より、我々のプロジェクトでは、石川県で化学繊維の生地を作っているカジグループと有松絞りの生産者である株式会社熊谷が協業し、捨てるはずの生地を絞り加工にすることにより蘇らせる「C反を、アップサイクルにしてU反」にするというプロジェクトを進めている -
応募プロジェクト・アイデアの詳細説明(英語)
-
応募プロジェクト・アイデアのWebサイトがありましたら、URLをご記入ください。
- 167