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応募プロジェクト・アイデアのタイトル
Bagasse UPCYCLE
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応募プロジェクト・アイデアのタイトル(英語)
Bagasse UPCYCLE
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応募プロジェクト・アイデア紹介動画URL(5分以内)
https://youtu.be/pXHFxEavVa4
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応募プロジェクト・アイデアの説明
かりゆしウェアとは、沖縄の正装であり、リゾートウェアでもあるハワイのアロハシャツのような位置づけです。BAGASSE UPCYCLEでは、沖縄県の基幹作物サトウキビの未利用資源であるバガス由来のかりゆしウェアをシェアリングで提供することで、アパレル産業における大量生産大量廃棄の課題にコミットします。
ビジネス客や観光客は、沖縄滞在期間中に着るかりゆしウェアを購入しますが、その後、多くは廃棄されている現状から、かりゆしウェアが、少しでも無駄がなく、環境に負荷のかからない形で利用できるようになることを目指しています。一定数シェアリングされたかりゆしウェアは、製炭炉で炭化し、サトウキビ畑の土壌改良剤として利用されます。また、テキスタイルデザインには沖縄の伝統工芸「琉球びんがた」やモダンアートを活用し、沖縄らしさやブランド価値の向上を図っています。最後に一着毎にICタグを埋め込むことで、バリューチェーン上の動きをProduct Passportとして可視化し、トレースができるほか、サプライチェーン上の職人や、同じウェアをシェアしたユーザーと繋がり、単に“衣類を着る”以上の楽しさを提供しています。 -
応募プロジェクト・アイデアの説明(英語)
Kariyushi wear is a formal dress in Okinawa and is positioned like a Hawaiian aloha shirt, which is also a resort wear. BAGASSE UPCYCLE is committed to the issue of mass production and mass disposal in the apparel industry by sharing bagasse-derived Kariyushi wear, which is an unused resource of sugarcane, the core crop of Okinawa Prefecture.
Today's business travelers and tourists buy Kariyushi shirts to wear during their stay in Okinawa. Since then, many have been discarded. We aim to enable Kariyushi Shirts to be used in a way that is as lean as possible and does not burden the environment. Kariyushi Shirt, which has been used for sharing a certain number of times, is carbonized in a coal-making furnace and used as a soil conditioner for sugar cane fields. As a result, a circulation structure centered on sugar cane was constructed. In addition, Okinawa's traditional craft "Ryukyu Bingata" and modern art are used for textile design to improve Okinawanness and brand value. Finally, by embedding an IC tag for each item, you can visualize and trace the movement on the value chain as a Product Passport. We connect with craftsmen in the supply chain and users who share the same clothing, and provide more fun than just “wearing clothes”. -
応募プロジェクト・アイデアの詳細説明
このプロジェクトは、以下の3つの問題意識からスタートしました。
① アパレル業界の産業課題であるリニアエコノミーモデルをサーキュラーエコノミーモデルに展開させる一助になりたいという想い
② 沖縄の基幹産業であるサトウキビ。高齢化や後継者不足で、その従事者は年々減少しています。このサトウキビ産業を活性化させ、サトウキビのある沖縄の原風景を次世代に残したいという想い
③ 沖縄の正装であり、リゾートウェアでもあるかりゆしウェア。かりゆしウェアは、地元の雇用問題に対応する為に作られた規格である為、アロハシャツやキューバシャツの様なブランディングが出来ていない。かりゆしウェアをもっとクールに、もっと沖縄の文化に根差したものに変えたいという想い
親会社であるRinnovationが保有する特許技術であるバガスの和紙糸を活用して、沖縄の素材であるバガスを活用した生地を使い、それに沖縄の伝統工芸やアーティストとコラボレーションしたデザインを採用しています。IoTを駆使することで、サプライチェーン上の職人と繋がれることから、工芸を知る、工房を訪れる、体験をしてみるなどのウェアをシェアリングする以上のローカルでのアクティビティの活性化が期待されます。
また、ICタグのスキャンを促すための仕組みとして、Product Passportというコンセプトを考案しました。ICタグをスキャンすることで、お得なクーポンを得られたり、その商品の詳細、利用者履歴などにアクセスできます。これによりお得感、繋がれる喜びを創出しています。
このプロジェクトが広がることで、多くの方々がアパレルにおける無駄を少しでも排除することが出来、沖縄で過ごすひと時がもっとエシカルに、もっと環境にやさしく、もっとローカルと繋がるようにという想いでプロジェクトに取り組んでいます。
また、現在は、この商品・サービスのLife Cycle Assessment に日本の大学との産学連携で取り組んでいます。この1年を掛けて、LCAに取り組むことで、この商品のカーボンフットプリント、ウォーターフットプリントなどを明らかにします。同時にポリエステルなどの環境負荷の高い化繊と比較してどの程度優位性があるかを検証し、エビデンスに基づいた、より良いサービスを展開していきます。 -
応募プロジェクト・アイデアの詳細説明(英語)
This project started with the following three stories.
(1) The passion to transform the linear economy model of the apparel industry, which is a structural issue in the industry, into a circular economy model.
(2) Sugar cane, which is the core agricultural crop of Okinawa. Due to the aging population and the shortage of successors, the number of employees is decreasing year by year. The passion to revitalize this sugar cane industry and success the original scenery of Okinawa with sugar cane to the next generation.
(3) Kariyushi wear, which is Okinawa's formal wear and resort wear. Kariyushi wear is a standard created to address local employment issues, so it cannot be branded like Hawaiian shirts and Cuban shirts. The passion to make Kariyushi shirts cooler and more rooted in Okinawan culture.
Utilizing the patented Japanese paper thread of bagasse owned by the parent company Rinnovation, we use fabrics that utilize bagasse, which is a residue of sugar cane, and adopt designs in collaboration with traditional Okinawan crafts and artists.
An IC tag is sewn into each of our clothing. By utilizing IC tags and making full use of IoT, you can connect with craftsmen in the supply chain, so local activities beyond sharing clothing such as knowing crafts, visiting workshops, experiencing, etc. Is expected to be activated. We also devised a concept called Product Passport as a mechanism to encourage scanning of IC tags. By scanning the IC tag, you can get coupons, access details of information of the product, user history, etc. This creates a sense of value and the joy of being connected.
By expanding this project, many people will be able to eliminate waste in apparel as much as possible. And the time spent in Okinawa will be more ethical, more environmentally friendly, and more connected with the locals.
Currently, we are working on the Life Cycle Assessment of this product / service through industry-academia collaboration with Japanese universities. For next 6 months, we work on LCA to clarify the carbon footprint, water footprint, etc, of this product. At the same time, we will verify how superior it is to synthetic fibers with a high environmental impact such as polyester, and develop better services based on evidence. -
応募プロジェクト・アイデアのWebサイトがありましたら、URLをご記入ください。
https://corporate.bagasse-upcycle.com/en
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BAGASSE UPCYCLE
Bagasse UPCYCLEは、アパレル業界の産業課題である、「大量生産、大量消費、大量廃棄」の線形経済モデルを循環型に変える為に開発されたシャツのシェアリングサービスです。沖縄のリゾート地を楽しむ様々なシーンで、よりエシカルでローカルグッドなリゾートスタイルを提案します。
BAGASSE UPCYCLEでは、沖縄県の基幹農作物であり、世界最大の農産物でもある”さとうきび”の未利用資源「バガス 」を、アップサイクル(高付加価値化)した、特許技術である和紙糸でエシカルなかりゆしウェアを作りました。
また、バガス生地から作られるかりゆしウェアの製品寿命を最大限伸ばすため、シェアリングでのサービス提供をメインとしています。購入ニーズに対しては、SHIMA DENIM WORKSと連携し、買い取り保証を提供することで販売、ウェアの回収を促進させる仕組みを採用しています。
サーキュラーエコノミーモデルを実現するために、Product as a Serviceの発想でサービスを展開。
最終的には、回収したウェアを製炭炉で炭にして、土壌改良材として、再びバガスが生まれたサトウキビ畑へ循環させます。衣類を焼却や埋め立て処分をせずに、炭化することで、排出されるCO2は、90%程度減少します。BAGASSE UPCYCLEでは、可能な限り環境への負荷を抑えた循環性の高いモデルを作っています。
アパレルの循環性を確保する為には、素材⇨製造⇨輸送⇨サービス提供⇨回収の各プロセスにおけるトレーサビリティを確保することは必要条件です。BAGASSE UPCYCLEでは、提供するウェア1着1着にICタグを埋め込み、バリューチェーン上の動きをProduct Passportの形で見える化しました。サプライチェーン上の職人や、同じウェアをシェアしたユーザーと繋がり、“ただ衣類を着る”以上の楽しさを提供します。
BAGASSE UPCYCLEでは、沖縄県の基幹農作物であり、世界最大の農産物でもある”さとうきび”の未利用資源「バガス 」を、アップサイクル(高付加価値化)した、特許技術である和紙糸でエシカルなかりゆしウェアを作りました。
また、バガス生地から作られるかりゆしウェアの製品寿命を最大限伸ばすため、シェアリングでのサービス提供をメインとしています。購入ニーズに対しては、SHIMA DENIM WORKSと連携し、買い取り保証を提供することで販売、ウェアの回収を促進させる仕組みを採用しています。
サーキュラーエコノミーモデルを実現するために、Product as a Serviceの発想でサービスを展開。
最終的には、回収したウェアを製炭炉で炭にして、土壌改良材として、再びバガスが生まれたサトウキビ畑へ循環させます。衣類を焼却や埋め立て処分をせずに、炭化することで、排出されるCO2は、90%程度減少します。BAGASSE UPCYCLEでは、可能な限り環境への負荷を抑えた循環性の高いモデルを作っています。
アパレルの循環性を確保する為には、素材⇨製造⇨輸送⇨サービス提供⇨回収の各プロセスにおけるトレーサビリティを確保することは必要条件です。BAGASSE UPCYCLEでは、提供するウェア1着1着にICタグを埋め込み、バリューチェーン上の動きをProduct Passportの形で見える化しました。サプライチェーン上の職人や、同じウェアをシェアしたユーザーと繋がり、“ただ衣類を着る”以上の楽しさを提供します。