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作品タイトル(日本語)
off the wall
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作品タイトル(英語)
off the wall
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制作物のコンセプトを記載してください。
この作品はコロナ禍という世界が未曾有の状況の中、この経験をプラスに転化したく、障害を乗り越えたり、その障害で
どうmakeするかのsectionに対する視点をもっているスケートボードをモチーフに制作しました。
実際にスケートをしている方々から古着を頂いて、その精神性と身体性で障害を相手にmakeするチャレンジや勇気、
解放感を感じてもらいたく木目込みの技法で制作しました。
本来捨てらてしまう古着を、人間の良心が過去から受け継がれていること鑑賞者に伝えるために制作しました。 -
制作物のコンセプトを記載してください。(英語)
In this work, in the unprecedented situation of the world of Corona, I want to turn this experience into a positive one, overcome obstacles, and with those obstacles.
I made it with a skateboard as a motif, which has a perspective on the section on how to make it.
The challenge and courage to get old clothes from people who are actually skating and make them against disabilities with their spirituality and physicality.
I made it with a wood grain technique that I want you to feel a sense of liberation.
I made this to tell the viewer that the human conscience is inherited from the past, which is the used clothing that is originally thrown away. -
作品の素材・仕様
size:W500 × H500 × D5cm
material:dye, paper clay, used clothes on styrofoam -
作品の素材・仕様(英語)
size:W500 × H500 × D5cm
material:dye, paper clay, used clothes on styrofoam -
作品のリファレンスURL
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作品の映像URL
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公式サイト、もしくはSNSのURL
https://www.instagram.com/yashiki_ken/?hl=ja
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特別賞のテーマにどう作品が関連しているか説明文を記載
私は木目込みというテキスタイルを埋め込む技法で制作をしています。
木目込みとは、今から300年前の日本の江戸時代に賀茂別雷神社の
宮大工をしていた高橋忠重が柳筥を作った時の端材を削った人形が木目込み人形の始まりです。
昨今、日本の家庭では、雛祭りに飾るお雛様が一般的に木目込み人形へとなっていきました。
身代わりの型を水で流し災厄を祓う風習だったものが、
子供の枕元に人形を置いて穢れを移すことへと変わり、
現在では飾る事で厄を祓う形へと変化してきたのが木目込み雛人形の成り立ちです。
このように木目込みという技法で作り上げらるものは神への器から、
親から子へ孫へと命を繋げる願いの器へと変化しているように私は感じます。
当初は我が子の生きている証を、娘が着ていた古着を用い、
彼女の特徴を誇張した姿勢(PAUSE)のキャラクターで集積させ留めて存在証明していました。
親から見るその作品は彼女の過去が一時停止(PAUSE)して一同に集まり、
現在の彼女が確かに存在していることを実感でき、目の前にいる彼女と作品を見ることで
この先の彼女を想像することができました。
モノや情報が溢れているこの時代に、捨てられてしまうものへの価値の再解釈を先人の知恵を
お借り(継承)して現在に再構築する点に親和性を感じたので、応募させて頂きました。
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