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作品タイトル(日本語)
Order
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作品タイトル(英語)
Order
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制作物のコンセプトを記載してください。
《Order》シリーズは、塩ビパイプを型取ってつくられた白い物体が水中で刻々と崩壊していく様子をそのまま再生した無音の映像です。それぞれの円柱状のものは個別に崩れてはまた現れるように編集されていますが、全体の画面を通して鑑賞すると始まりと終わりの繋ぎ目がなくエンドレスな映像となっています。白い破片が音もなくゆっくり下降し、突如劇的に崩れ落ちることで靄が広がっていく現象を延々と繰り返す様子は、観る者の心情によっては解放感をもたらし、時に不安を感じさせるものでもあります。この作品は物質が崩れていくそのままの時間を通して、心情的な時間だけではなく、万人に与えられた肉体の変化という物理的な時間へアクセスし、繰り返される日常の中で普段意識しない時間を観ることを試みています。
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制作物のコンセプトを記載してください。(英語)
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作品の素材・仕様
video data
備考:Orderシリーズの場合はストライプの柄が16:9という既存の映像サイズに限定されず、崩壊する円柱が増えるというかたちで、その場所に合わせてサイズが決定されます。 -
作品の素材・仕様(英語)
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作品のリファレンスURL
https://hiroshima-moca-museum.note.jp/n/na190211d0314
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作品の映像URL
https://vimeo.com/640265638
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公式サイト、もしくはSNSのURL
https://g-isayama.tumblr.com
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特別賞のテーマにどう作品が関連しているか説明文を記載
《Objects》シリーズと同様に、《Order》シリーズをエンドレスな映像にしたきっかけの一つに、パナソニック アプライアンス社「Game Changer Catapult」が事業化に向けて取り組みを進めている、住空間ディスプレイ「AMP -Ambient Media Player-(アンビエントメディアプレイヤー)」の存在があります。その取り組みのイベントが京都で2017年に開催され、それに私は作家として映像作品を提供しました。その後、私は映像作品を美術館などではない場所でどう展示し得るか、様々な時間が流れる都市の中にどうすれば別の時間軸を介入させることが出来るのか、という取り組みを続けています。そして今後も公共空間における映像作品の可能性を探っていきたいことから、この賞に応募しました。
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Order
《Order》シリーズは、塩ビパイプを型取ってつくられた白い物体が水中で刻々と崩壊していく様子をそのまま再生した無音の映像です。それぞれの円柱状のものは個別に崩れてはまた現れるように編集されていますが、全体の画面を通して鑑賞すると始まりと終わりの繋ぎ目がなくエンドレスな映像となっています。