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KAGUYA

微細藻を培養するバイオリアクター装置とLED照明を組み合わせた「生きている照明」です。
照明のケース内には水と微細藻が入っており、そこにエアーポンプで送り込まれるエアーとLEDライトによって光合成が生じて酸素を生成します。この製品には二酸化炭素センサーが内蔵されており、部屋の二酸化炭素を常に計測しています。そして、部屋に多くの二酸化炭素があると、自動でライトの光量とエアー量を上げて、微細藻に光合成を促します。逆に、二酸化炭素が少ないと、ライトの光量とエアー量が下がり、微細藻の光合成を抑制します。また、微細藻の培養が進むにつれて、水の色が薄い緑から濃い緑へと変化していき、二酸化炭素から生成された酸素量を数値ではなく色で感じる事が可能です。竹がぼんやりと光っているように見えることからKAGUYAという名称にしました。

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