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作品タイトル(日本語)
Leave ball
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作品タイトル(英語)
Leave ball
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制作物のコンセプトを記載してください。
自己責任論や交換経済など、個が個として立つことを強く求められる現代では、他者を完結した存在として捉えてしまいがちで、あいまいなまま捉えることが難しい。特に、オンライン化は「お互いに完結した言葉を投げかけ合う」ようなコミュニケーションを加速させたように思う。
そう考えると、友人や同僚などそう遠くない他者でも、お互いのあいまいで不完結な部分を受け止められていないかもしれない。
この作品ではそのような背景から、身近な他者との関係・コミュニケーションを捉え直す試みを行なう。
さて、人と人のコミュニケーションは度々「キャッチボール」として例えられる。これは会話に参加した人同士が、相手に言葉を投げかけ合う様子を表したメタファである。
しかし、このメタファは、すでに完結しているものを渡す側面が強く、「意識や言葉は個の中で作られる」という個人主義的な側面が色濃く表されているように思う。
一方でコミュニケーションには、お互い言葉を一旦外に出し、言葉の響き方や相手の表情を確かめ合うことで作り出していくような場面もある。
このような場面はよく「意識や言葉は関係性の中で作られる」という社会構成主義・関係論的に捉えられ、これもまたコミュニケーションの捉え方の一つである。
コミュニケーションのこういった「相手と自分の間に分かち持つ」側面はキャッチボールのメタファでは表しきれない。つまり「他者との関係を捉え直す」ためには、既存のメタファではない別のメタファ・可視化のツールが必要だと思った。
この作品では、コミュニケーションのそんな「分かち持つ」側面の可視化を試みた。
身近な「他者」との関係をつなぎ直すために、「ボールを投げる/受け止める=Catch ball」のメタファに対し、「ボールを置き合う=Leave ball」というメタファをデザインし、それを可視化するようなオンラインコミュニケーションツールを作成した。 -
制作物のコンセプトを記載してください。(英語)
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作品の素材・仕様
この作品は、webベースのアプリケーションです。
マイクを使用でき、インターネットに接続できるタブレットやPC等の端末から利用することができます。
zoomなどの画面共有で使用することを想定しています。
使用言語:
HTML,CSS,Javascript,Processing
想定環境:
HTML5が利用できるブラウザ -
作品の素材・仕様(英語)
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作品のリファレンスURL
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作品の映像URL
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公式サイト、もしくはSNSのURL
https://www.facebook.com/ship7110
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特別賞のテーマにどう作品が関連しているか説明文を記載
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Leave ball
オンライン化によって、お互い完結した言葉を投げかけ合うような個人主義的なコミュニケーションが加速したように思う。そこでこの作品では、他者との関係をつなぎ直すために、コミュニケーションの「分かち持つ」側面の可視化を試みた。
「ボールを投げる/受け止める=Catch ball」というメタファに対し、
「ボールを置き合う=Leave ball」というメタファをデザインし、それを可視化するようなオンラインコミュニケーションツールを作成した。
「ボールを投げる/受け止める=Catch ball」というメタファに対し、
「ボールを置き合う=Leave ball」というメタファをデザインし、それを可視化するようなオンラインコミュニケーションツールを作成した。