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デジタル勉強法でディスグラフィア(書字障害)の子供を支援したい

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ディスグラフィア(書字障害)は全般的な知能の発達に異常がないものの字を書くことが極端に苦手という特性を示す学習障害の一つです。中枢神経系の何らかの機能障害が原因だと言われています。ディスグラフィアでは本人の学習の努力が報われずに学業不振に陥り、結果として二次的に不登校になるなどの問題が生じてしまうことがあります。

私はディスグラフィアと診断されたわけではないものの、私自身も文字を書くことがあまり得意ではなく紙に文字を書いて勉強するという一般的な勉強法が苦手でした。しかし、大学生になってからタブレットを用いたデジタル勉強法があることを知り、字を書くことが苦手な自分にとってデジタル勉強法がとても合っていると気づくことができました。

ディスグラフィアの人にとってデジタル勉強法では勉強がしやすくなるので成績が上がるというメリットもありますが、それ以上に大きなメリットは自己効力感を高めることができるということだと思います。
例えば、私は紙に文字を書いて勉強するという方法では字が汚くて見づらくとても人に見せることができないようなノートになっていました。しかし、デジタル勉強法を用いて作ったノートは綺麗で多くの人に見ていただけるようなノートを作ることができるようになりました。
ノートを紙で作るかデジタルで作るかという作成方法の違いだけで汚くて見づらいノートから綺麗で見やすいノートを作ることが可能になり、ノートを作ることが嫌いだった自分からノートを作ることが大好きな自分に変わりました。

ディスグラフィアによって苦しんでいる子供の中にはデジタル勉強法によって、今までは気づくことができなかった自分の持っている能力に気づくことができるようになる子供がいるはずです。
また、私はデジタル勉強法をディスグラフィアの子供に教えることによってディスグラフィアという障害をなくしたいと考えています。

そして、文字を上手く書くことができないという特性を持つディスグラフィアの子供がデジタルを用いることによってクラスの誰よりも綺麗なデジタルノートを作ることができるというような社会になればいいなと考えています。

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