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工場緑地の伐採木に新たな価値を  ~伐採木活用テーブル~

弊社吉原工場は操業60周年を迎え、工場緑化として植えたメタセコイアが大きく育っていた。その樹高は20mを超え、安全確保や環境の健全性の観点から、やむを得ず伐採することとなった。これらの木々は工場の発展を見守ってきたシンボル的な存在であり、単に伐採するだけでなく有効活用してカタチとして残したい。との思いから伐採した木材を加工し、事務所の打合せテーブルなどを製作した。
地元製材業者さんの協力で、伐採した木材を製材、剥ぎ合わせて、テーブルに加工。
その天板は、「あいち認証材」という愛知県の森から産出されるヒノキと組み合わせ、森林保護とCO2の固定という価値を持って、工場の事務所、ロビーにて使用されている。
木材は、樹木が吸収したCO2を炭素として貯蔵、固定することから地球温暖化防止に貢献している。今回は、1.58㎥の木材を活用し、これを試算すると、1.06tCO2を固定していることに相当する。
今後も資源を有効活用し、魅力ある工場環境づくりに取り組んでいきます。

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