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応募プロジェクト・アイデアのタイトル(日英併記)
工場緑地の伐採木に新たな価値を ~伐採木活用テーブル~ "Cultivating New Value from Factory Greenery: The Harvested Wood Utilization Initiative"
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応募プロジェクト・アイデアの紹介動画URL(5分以内)
https://www.youtube.com/watch?v=Ut_Z0v56MkQ
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応募プロジェクト・アイデアの詳細説明(日英併記)
弊社吉原工場は操業60周年を迎え、工場緑化として植えたメタセコイアが大きく育っていた。その樹高は20mを超え、安全確保や環境の健全性の観点から、やむを得ず伐採することとなった。これらの木々は工場の発展を見守ってきたシンボル的な存在であり、単に伐採するだけでなく有効活用してカタチとして残したい。との思いから伐採した木材を加工し、事務所の打合せテーブルなどを製作した。
地元製材業者さんの協力で、伐採した木材を製材、剥ぎ合わせて、テーブルに加工。
その天板は、「あいち認証材」という愛知県の森から産出されるヒノキと組み合わせ、森林保護とCO2の固定という価値を持って、工場の事務所、ロビーにて使用されている。
木材は、樹木が吸収したCO2を炭素として貯蔵、固定することから地球温暖化防止に貢献している。今回は、1.58㎥の木材を活用し、これを試算すると、1.06tCO2を固定していることに相当する。
今後も資源を有効活用し、魅力ある工場環境づくりに取り組んでいきます。
Our company's Yoshihara factory celebrated its 60th anniversary of operation, and the metasequoia trees planted for factory greening had grown significantly. With a height exceeding 20 meters, considering safety and environmental integrity, we had to reluctantly decide to fell these trees. These trees had been symbolic guardians of the factory's progress, and we desired not only to fell them but to utilize them effectively and preserve their essence. We processed the felled wood, crafting office meeting tables, and more.
With the assistance of local lumber professionals, the felled wood was processed and assembled into tables. The tabletops were combined with "Aichi Certification Wood," Japanese cypress sourced from Aichi Prefecture's forests, embodying values of forest conservation and CO2 sequestration. These tables are now in use in the factory's offices and lobby.
Wood, by storing and fixing the CO2 absorbed by trees as carbon, contributes to preventing global warming. In this instance, utilizing 1.58 cubic meters of wood corresponds to fixing approximately 1.06 tons of CO2. Going forward, as the trees continue to grow, we will further promote their effective utilization and undertake new plantings, fostering a friendly factory environment. -
審査のポイントである3つのP(for People, for Planet, for Profit)について、あなたのプロジェクトや活動ではどのような取り組みをしていますか?
1. People (人々への配慮):• 社会的貢献: 伐採した木材を地元の製材業者と協力して再利用し、事務所のテーブルなどに加工することで、地域の労働力と協力関係を構築しています。これにより、地域社会への貢献があります。
• 文化的意味: 工場緑地の木々は工場のシンボルであり、これを有効活用することで、歴史的な意味を持つ木々を尊重し、文化的価値を守っています。
2. Planet (地球への配慮):• 持続可能な資源利用: 伐採した木材を再利用することで、新たな木材を切り倒す必要がなくなり、森林資源の持続可能性を向上させています。
• CO2削減: 伐採した木材を再利用し、森林から産出されるヒノキと組み合わせることで、CO2の固定と地球温暖化防止に貢献しています。これは環境に対する積極的な貢献です。
3. Profit (利益追求):• 環境への投資: 持続可能な製材プロセスとCO2削減への投資を通じて、長期的な視点での利益を追求しています。また、地域の製材業者との協力により、地域経済にも貢献しています。
People (Consideration for People):
• Social Contribution: By collaborating with local lumber businesses to reuse harvested wood and process it into items like office tables, we are building cooperative relationships with the local workforce. This contributes to the local community.
• Cultural Significance: The trees in the factory green area serve as symbols of the facility. By effectively utilizing these trees, we respect wood with historical significance and preserve cultural values.
Planet (Consideration for the Planet):
• Sustainable Resource Utilization: Reusing harvested wood eliminates the need to cut down new trees, enhancing the sustainability of forest resources.
• CO2 Reduction: By reusing harvested wood and combining it with cypress sourced from forests, we contribute to carbon dioxide sequestration and prevent global warming. This proactive contribution benefits the environment.
Profit (Profit Pursuit):
• Environmental Investment: Through investments in sustainable lumber processes and CO2 reduction, we pursue long-term profits with a forward-looking perspective. Additionally, by collaborating with local lumber businesses, we contribute to the regional economy. -
活動のメインの拠点(国と地域)を教えてください
日本 愛知県豊田市
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活動時期を教えてください
2021~現在
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キーワード
# Obstructive Wood #Harvested Wood Utilization Table #Carbon dioxide fixation
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応募プロジェクト・アイデアのWebサイトがありましたら、URLをご記入ください。
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応募プロジェクト・アイデアのSNSアカウントがありましたら、URLをご記入ください。
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【特別賞】「100年後の地域社会への価値還元」として、100年先、1000年先にその土地で暮らす人々の資産として、文化・産業を継承する仕組みになっているか?(日英併記)
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【特別賞】「生物多様性へのポジティブな影響」として、「人間中心」にとどまらず、生態系全体に対して好循環を生み出そうとしているか?
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【特別賞】 「新しいパートナーシップのデザイン」として、異業種間の連携や、生活者との共創、サプライチェーン内における役割の転換など、他者との新しい協働のかたちを実現しているか?
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工場緑地の伐採木に新たな価値を ~伐採木活用テーブル~
弊社吉原工場は操業60周年を迎え、工場緑化として植えたメタセコイアが大きく育っていた。その樹高は20mを超え、安全確保や環境の健全性の観点から、やむを得ず伐採することとなった。これらの木々は工場の発展を見守ってきたシンボル的な存在であり、単に伐採するだけでなく有効活用してカタチとして残したい。との思いから伐採した木材を加工し、事務所の打合せテーブルなどを製作した。
地元製材業者さんの協力で、伐採した木材を製材、剥ぎ合わせて、テーブルに加工。
その天板は、「あいち認証材」という愛知県の森から産出されるヒノキと組み合わせ、森林保護とCO2の固定という価値を持って、工場の事務所、ロビーにて使用されている。
木材は、樹木が吸収したCO2を炭素として貯蔵、固定することから地球温暖化防止に貢献している。今回は、1.58㎥の木材を活用し、これを試算すると、1.06tCO2を固定していることに相当する。
今後も資源を有効活用し、魅力ある工場環境づくりに取り組んでいきます。
地元製材業者さんの協力で、伐採した木材を製材、剥ぎ合わせて、テーブルに加工。
その天板は、「あいち認証材」という愛知県の森から産出されるヒノキと組み合わせ、森林保護とCO2の固定という価値を持って、工場の事務所、ロビーにて使用されている。
木材は、樹木が吸収したCO2を炭素として貯蔵、固定することから地球温暖化防止に貢献している。今回は、1.58㎥の木材を活用し、これを試算すると、1.06tCO2を固定していることに相当する。
今後も資源を有効活用し、魅力ある工場環境づくりに取り組んでいきます。