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応募プロジェクト・アイデアのタイトル(日英併記)
ZOJIRUSHI 試験米アップサイクルビールプロジェクト ZOJIRUSHI RIce-Upcycled BEER project
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応募プロジェクト・アイデアの紹介動画URL(5分以内)
https://www.youtube.com/watch?v=YktOgN4cPOA
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応募プロジェクト・アイデアの詳細説明(日英併記)
炊飯ジャーメーカーとして日本でトップシェアを誇る象印マホービン株式会社。その炊飯ジャーを開発する過程において、試験的に炊飯する際に出る「試験米(炊飯加減や味を検査するために炊飯されたお米のこと)」の活用が課題であり、現状それらは肥料としてダウンサイクルされている状況であった。そこで、電通がすでにコンタクトを持っていた、余剰食料のアップサイクルに取り組んでいるシンガポールのスタートアップCRUS社とのアップサイクルプロジェクトを象印社に提案、そこへ世界屈指のクラフトビールメーカーである伊勢角屋⻨酒も加わり、さまざまな職種の企業の共創をプロデュースし、ローンチへ。ローンチに際しては、以下の2点に特に留意した。「アップサイクルと謳うからにはハレの気分が味わえるような特別に美味しいクラフトビールにすること。 」「ごはんを愛するZOJIRUSHIがつくるからにはごはんに合うビールにすること。」
結果として、6カ月間で販売する予定だった全製造量が1ヶ月足らずで完売し、メディア露出も多数獲得し、象印社のサスティナブルな企業としてのプレゼンスUPに貢献した。
ZOJIRUSHI CORPORATION, the leading rice cooker manufacturer in Japan, faced a challenge while developing their rice cookers. They needed to find a solution for the surplus rice produced during the testing process, known as "test rice," which was used to assess cooking conditions and taste. At the time, this surplus rice was being downcycled as a component.
Dentsu proposed an upcycling project to Zojirushi to address this challenge, partnering with CRUST, a Singaporean startup specializing in upcycling surplus food, and Ise ISEKADO, a world-renowned craft beer manufacturer. They collaborated across various industries to create a unique upcycled product.
During the project's launch, two key factors were kept in mind: the beer had to be exceptionally delicious to truly live up to the "upcycle" label, and it had to complement rice, given Zojirushi's expertise and passion for rice. As a result, the product, "Hare to Ho," exceeded expectations. It sold out in less than a month, far surpassing the initial six-month production plan, and garnered significant media attention, contributing to Zojirushi's increased presence as a sustainable company. -
審査のポイントである3つのP(for People, for Planet, for Profit)について、あなたのプロジェクトや活動ではどのような取り組みをしていますか?
For People:
アップサイクルされた商品を選ぶことができるという選択肢を与えることができた。
また、企業のサプライチェーンにおける課題をオープンにして、それをプロジェクト化することで、その背後にあるストーリーとともにアップサイクルへの理解を促進することで、企業の価値向上といったメリットのあるWin-Winな関係構築が可能になった。
For Planet:
アップサイクルビールを醸造する場所を、象印社のある大阪から近い関西圏に選んだことにより、アップサイクルするごはんの運搬等におけるCO2排出削減にも考慮することができた。
For Profit:
アップサイクルビール販売におけるレベニューに加えて、象印社が自社運営する「象印食堂」での販売により、食事をしながらアップサイクルビールを楽しむ機会の提供に伴い、企業ブランド向上にも寄与している。
For People:
This initiative provided the option for consumers to choose upcycled products, allowing them to make more sustainable choices. Additionally, by openly addressing challenges in the company's supply chain and turning them into projects, it facilitated a better understanding of upcycling along with the stories behind it, ultimately building a Win-Win relationship with the benefit of enhancing the company's value.
For Planet:
Choosing a location for brewing upcycled beer in the Kansai region near Osaka, where Zojirushi is based, allowed for considerations related to reducing CO2 emissions in the transportation of upcycled rice and other materials, contributing to the planet's well-being.
For Profit:
In addition to revenue generated from the sale of upcycled beer, partnering with Zojirushi's self-operated "Zojirushi Cafeteria" enabled the offering of opportunities for people to enjoy upcycled beer while dining, thus contributing to the enhancement of the company's brand and profitability. -
活動のメインの拠点(国と地域)を教えてください
日本 東京 大阪
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活動時期を教えてください
2023年〜現在
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キーワード
#ricebeer #zojirushi #upcycledbeer
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応募プロジェクト・アイデアのWebサイトがありましたら、URLをご記入ください。
https://www.zojirushi.co.jp/life/ricelab/beer.html
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応募プロジェクト・アイデアのSNSアカウントがありましたら、URLをご記入ください。
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【特別賞】「100年後の地域社会への価値還元」として、100年先、1000年先にその土地で暮らす人々の資産として、文化・産業を継承する仕組みになっているか?(日英併記)
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【特別賞】「生物多様性へのポジティブな影響」として、「人間中心」にとどまらず、生態系全体に対して好循環を生み出そうとしているか?
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【特別賞】 「新しいパートナーシップのデザイン」として、異業種間の連携や、生活者との共創、サプライチェーン内における役割の転換など、他者との新しい協働のかたちを実現しているか?
https://dentsu-ho.com/articles/8716
象印マホービンでは、炊飯ジャーの開発サプライチェーンにて必要となる「試験米」のアップサイクルに取り組んできました。試験米をアップサイクルしたクラフトビール、「ハレと穂」。
「ハレと穂」を生み出すべく象印と協業したのが、クラフトビールのブルワリーであるISEKADO(伊勢角屋麦酒)と、フードロス削減に取り組むスタートアップCRUST Group、そして電通です。
1社では実現できない「おいしい」アップサイクルを、味にこだわり、コミュニケーションデザインにこだわりを持つ各社での共創こそが、アップサイクルプロジェクト成功の大切なポイントです。
https://dentsu-ho.com/articles/8716
ZOJIRUSHI CORPORATION has been actively involved in the upcycling of "test rice" within its rice cooker development supply chain. This initiative led to the creation of "Hare to Ho," a craft beer upcycled from the test rice.
To create "Hare to Ho", Zojirushi collaborated with ISEKADO, a craft beer brewery, the startup CRUST Group focusing on food loss reduction, and Dentsu. This project aimed to achieve a "delicious" upcycling that could not have been realized by any single entity.
The key to the success of the upcycling project lies in the collaborative efforts of these companies, each with a strong commitment to taste and communication design, as they work together to create a unique and sustainable product.
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象印アップサイクルビール「ハレと穂」
炊飯ジャーメーカーとして⽇本でもトップシェアを誇る「象印マホービン株式会社」。
その炊飯ジャーを開発する過程において、試験的に炊飯する際に食べきれなかった「試験米(炊飯加減や味を検査するために炊飯されたお米のこと)」の活用が課題であり、現状それらは肥料としてダウンサイクルされている状況であった。
本プロジェクトでは、そんな課題を持つ象印社と、お⽶やパン等を使ってビールを醸造するレシピやノウハウを持つシンガポールのCRUST社と、世界屈指のブリュワリーであるISEKADO(伊勢角屋麦酒)と、電通の共創によりアップサイクルビール「ハレと穂」が完成した。
その炊飯ジャーを開発する過程において、試験的に炊飯する際に食べきれなかった「試験米(炊飯加減や味を検査するために炊飯されたお米のこと)」の活用が課題であり、現状それらは肥料としてダウンサイクルされている状況であった。
本プロジェクトでは、そんな課題を持つ象印社と、お⽶やパン等を使ってビールを醸造するレシピやノウハウを持つシンガポールのCRUST社と、世界屈指のブリュワリーであるISEKADO(伊勢角屋麦酒)と、電通の共創によりアップサイクルビール「ハレと穂」が完成した。