畳絵(天地1,800mm、左右900mmのサイズ)と称した4点の天部シリーズを展示いたします。これは昨年2006年からはじめたデジタル環境で原寸を描くという試みです。インドの幸運と美の女神ラクシュミーを仏教が取り入れ、新たに生み出されたのが吉祥天。豊かさをテーマにふくよかな女性としました。後に制作する弁才天を情熱と考えていたため品性を表し、資料などから伺える執拗な装飾も最初に題材として選んだ大きな理由である。五穀を背景の紋様とした作品です。2006年4月制作
TUE, NOV 27, 2007 Updated