CREATIVES

  • 108

White Fireworks

Others
戦時中のある冬の夜、寒い工房の中で製造士は手榴弾を作っていた。
たくさん作った手榴弾のうちの一つに魂が宿ってしまう。

製造士「君を作ってしまってすまないね。好きなように生きるといい」

自分の存在意義に悩む坊やは、雪降りしきる中森の奥へと消えていった。
やがて戦争は幕を閉じ、夜空に美しい花火が打ちあがる。

Back