CREATIVES

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growing rays

自身の立体の影のみを抽出する。
影が植物のように広がり成長する一瞬を印画紙の上にとどめた。
木は木漏れ日を作るために葉や枝の配置を決めているわけではなく、その隙間からこぼれる陽を美しく感じ木漏れ日という出来事に名がついた。
立体の持つ素材の堅さが変容し有機的な、何か別の生き物のようにも見える。アクリルに映り込む周囲の環境を泳ぐように成長していくようでもある。ある出来事が関係し合い新たな出来事を生む。それがまた次の事へと続く。これら出来事の連続が、互いが互いを成すための、またこの世界という出来事を構成する大切な一部となるのである。

今回新たにwaft rays rainの落とす影を抽出する。会場で立体が落とす影を合わせてご覧頂きたい
*立体画像は本シリーズの別作

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