CREATIVES

  • 109

アンブライ

アンブライは、ポストコロナ時代における情報を伝える力と受け取る力を学べるゲームです。

働き方や過ごし方の多様性を許容せざるを得なくなった社会において、互いに情報量が異なる状態で情報をやりとりする機会が格段に増えました。

たとえば同じリアルな座標にいる時と、ビデオ通話サービスの同じ部屋にいる時では、場に集まったメンバー同士のコミュニケーションが全く異なると実感している人も多いでしょう。ただ、その原因を理解し対応できているとは限らないかもしれません。

その一つが情報の非対称性への理解です。参加するメンバーがそれぞれ情報の受け取り方が異なると、コミュニケーションに齟齬が生じやすくなります。
このゲームでは、強調された情報の非対称性を体験することで、ビデオ通話、あるいは今後登場するかもしれない新たなコミュニケーション方法へのアップデートに対応する姿勢を学ぶことができます。

◯ルール◯

★ゲームの概要
目隠しした人と指示する人のチームで、お題の図形を早く多く作ることを目指すゲーム。複数のチームで競うこともできる。


★プレイ情報
プレイ人数:2人〜∞ プレイ時間:10分〜 対象年齢:5才〜


★内容物
図形タイル×たくさん
お題カード×たくさん
アイマスク×たくさん


★ゲームの流れ
1.チーム内で目隠しする人、指示する人に分かれます。
目隠しをする人は1人です。その人はアイマスクをつけます。

2.図形タイルを目隠しする人の手の届く範囲に並べます。並べた後に軽く混ぜましょう。

3.お題カードをよく混ぜて山札にします。

4.ストップウォッチなどで制限時間をセットします。10分程度がよいでしょう。

5.カウントダウンをスタートさせ、指示する人はお題カードの山札の上から1枚引きます。
指示する人は目隠しする人にその内容を説明をして、描かれた図形を作ってもらいます。何を言っても構いませんが、直接手助けをするのは禁止です。

お題を完成させられたら、そのお題カードをポイントとしてゲットします。

指示する人は、どうしても作るのが無理そうだと思ったらお題カードを捨て札にして、山札から新たなお題カードを引いても構いません。その場合はお題カードはポイントになりません。


★ゲームの終了
制限時間が訪れたらゲームは終了です。
複数チームで遊ぶ場合は、制限時間内に最も多くのポイントをゲットしたチームの勝利です。

1チームで遊ぶ場合は同じ制限時間で、より多くのポイントをゲットするのを目指しましょう。


★楽しむコツ
・1回目のプレイが終わった後、どういう指示があったら作りやすかったか、などを目隠しする人と指示する人で意見交換して2回目に挑戦するとよいでしょう。

・指示する人は、何を伝えるべきかは当然ですが、何を伝えないべきかも意識するとよいでしょう。

プレイのイメージ

Back