『プラータナー:憑依のポートレート』参加型プログラム

『プラータナー:憑依のポートレート』がつくる、新しい演劇への参加のしかた

演劇公演『プラータナー』には、客席で観るだけではない参加方法があります。
「観客の創造力を可視化する」ための参加型プログラムでは、ワークショップファシリテーション、グラフィックレコーディング、劇評といった様々な入り口を準備して、あなたのお越しをお待ちしています。 あなたらしい演劇との出会い方を見つけよう!

『プラータナー:憑依のポートレート』

2018年12月パリ公演/撮影:松見拓也

2018年にバンコクで世界初演を迎えた『プラータナー:憑依のポートレート』は、タイの現代史と、そこで生きる一人の芸術家を描く物語。国家、政治対立、芸術、セックス、ポップカルチャー、繰り返し起こる軍事クーデター。それらが渦巻くなかで、彼は人生の幸福と孤独に心と身体を囚われ、引き裂かれ、それでもなお生きることを望み、欲望する。

これは、決してタイだけの物語ではない。今を生きる、私たちとあなたたちの物語。

タイ現代文学の旗手ウティット・ヘーマムーンの原作を、岡田利規の脚本・演出、塚原悠也(contact Gonzo)による空間構成=セノグラフィーが再構築。タイ唯一の舞台芸術賞、IATC Thailand Dance and Theatre Awards 2018のBest Play賞を受賞するなどバンコクの演劇シーンで絶賛を浴び、パリのポンピドゥ・センター(フェスティバル・ドートンヌ・パリ/ジャポニスム2018公式企画)での上演も反響を呼んだ、斬新さ溢れる4時間の大作が、ついに日本初演を迎える!

公演概要

響きあうアジア2019
ウティット・へーマムーン×岡田利規×塚原悠也
『プラータナー:憑依のポートレート』

2019年6月27日 (木) ~7月7日 (日)
東京芸術劇場 シアターイースト

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公演クレジット

主催:国際交流基金アジアセンター
共催:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)
企画制作:株式会社precog
製作:国際交流基金アジアセンター、株式会社precog、一般社団法人チェルフィッチュ
作品制作助成:アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、公益財団法人セゾン文化財団
協力:チュラロンコーン大学文学部演劇学科、シーナカリンウィロート大学 College of Social Communication Innovation、Democrazy Theatre Studio、contact Gonzo、B-Floor Theatre、FAIFAI、For What Theatre、Splashing Theatre Company

「響きあうアジア2019」は、設立5年を迎える国際交流基金アジアセンターが日本と東南アジアの文化交流事業を幅広く紹介する祭典で、主に2019年6月から7月にかけて開催いたします。国を超え共に創り上げた舞台芸術、映画から、東南アジア選抜チーム「ASIAN ELEVEN」と日本チームによるサッカー国際親善試合、“日本語パートナーズ”のシンポジウムまで、珠玉のイベントの数々を楽しめる機会です。なお、「響きあうアジア2019」は、同年に東南アジアでも展開予定です。

問い合わせ

pratthana.press@gmail.com

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