COMPETITION


<更新情報>
2019.08.19  Gold Prizeはじめ各賞の受賞作品を発表しました。
2019.06.24  1次応募を締め切りました、来週に1次審査結果を発表しますので、しばしお待ち下さい。
2019.05.07  9:00am-11:00am、awrdメンテナンスのためサービスを一時停止します。
2019.05.01  3時間で応募アイディア作成に挑戦、学生アンバサダーワークショップの記事を公開しました。
2019.05.01  ARTSTEELについてもっと知る、工場見学レポートを公開しました。
2019.04.28  アイディア出しのヒントになる、Pinterestボードを作成しました。
2019.04.25  主催者の意図を読み解く、主催者インタビューを公開しました。
2019.04.22  awrdページを公開しました。





受賞作品発表!

大変おまたせしました!ARTSTEEL AWRDの各賞審査結果を発表します!




Gold Prize

Title

Paume Lamp

Creator

Christoffer Jevring & Daniele Caldari

Concept

Warm light LED floor and table lamp for home use. May also be suitable for hotels and restaurants. Comes in 4 different models. Different ARTSTEEL finishes may be used for the body yield different expressions.

PAUME LAMP(ポーム・ランプ、以下、PAUMEランプ) は日々の暮らしを、さらにはホテルやレストランなどの 空間を演出する、暖色系LED使用の照明器具。テーブル タイプ、フロアタイプ、合わせて4種類のモデルがあります。 照明のボディ部分に異なる風合いのARTSTEELを使用 することによって、変化に富んだ表情を楽しめます。


https://awrd.com/creatives/detail/8570028

  • Judge’s comment: 玉井 美由紀氏(たまい みゆき)

    この照明のアイデアは今回の応募作品の中で素材の特徴であるARTSTEELの美しい表情を最もシンプルに 活かした作品であり、素材に無理のないデザインをしていたところが高く評価されました。照明という使い方により昼と夜の表情が変わる点、単純に形を作るだけでなく、ARTSTEELの上下には別のリングを加え、構造とデザインを両立させている点など実際の商品になった時にもスケッチと変わらない魅力と存在感を想像できました。ホテルやレストラン、生活者のくつろぎの空間など、様々な場所に彩りや豊かさを与えるのが楽しみになる作品です。

  • Judge’s comment: 小田 将輝(おだ まさき)

    照明というアイデアが、ARTSTEELの素材の良さを活かせるアイテムだと思いました。シンプルながらデザイン性が高く、目を惹かれました。B to Cだけでなく、会社のオフィスや公共施設といったB to Bの取組もイメージが出来るアイテムと感じました。

  • Judge’s comment: 柴田 隆寛(しばた たかひろ)

    「Paume Lamp」には、“ARTSTEEL”という素材への深い理解を感じたのと、その素材から着想された静謐なフォルム(海外の方が考える“wabi,sabi”)に、同社が考えるB to Cビジネスの未来を照らす、灯台のような象徴性を感じました。また、インテリアとしてだけでなく、エクステリアでの活用も想起させるなど、この照明のある風景が自然と頭に思い浮かんだのも、評価させて頂いたポイントです。

  • Judge’s comment: 藤井 将之(ふじい まさゆき)

    非常にシンプルなデザインながら、支柱を照らす光の濃淡が、アートスチールの奥行きある輝きを引き立たせてくれそうなデザインだと感じました。プレゼンテーションのクオリティが高く、製作方法に関しても細部にわたり気遣いがあり、形はもちろん、そういった繊細さからもどこかwabi-sabi的な印象も受けました。アートスチールは屋外でも使える素材なのですが、私が特に着目したのは、部屋の中だけではなく庭やバルコニー、欲を言えば街中の車止めとしても成り立つようなデザインのような気がします。デザインを見て様々な使用シーンが思い浮かぶ・・・そんな作品でした。

受賞者コメント

It is an honour and a delight to have been selected for this prize! We are happy that we managed to convey the philosophy behind the product, and humbled that the jury acknowledged the underlying values that drive our idea. We look forward to the opportunity to collaborate with Front Ltd, and are excited about the possibility of seeing our design come to life. Our sincere thanks go to the jury and the organisers of the Life with ARTSTEEL AWRD.

今回金賞に選出されたことは、大きな喜びであり、また光栄なことだと感じています!
審査員のみなさまに私たちのアイデアを評価していただいたことを謙虚に受け止めると同時に、作品の背後にある哲学を伝えることができたことを嬉しく思います。
株式会社フロントとのコラボレーションの機会を楽しみにしており、私たちのデザインが実現する可能性に期待しています。 Life with ARTSTEEL AWRDの主催者、審査員、関係者の皆様方に心から感謝します。

Christoffer Jevring & Daniele Caldari

Silver Prize

Title

端材を使用したアクセサリー

Creator

Aohouse

Concept

製品化する上で出てくる端材を使用し、本来商品価値にならない部分に命を吹き込んだ商品です。端材の形状を利用することで、一点物としてだけでなく偶然が生み出した形状が魅力です。

錆びのイメージである冷たさや腐を美意識に転換させたARTSTEELは小さくても存在感があり、ファッションアイテムとしてはとても魅力がある素材だと感じました。

身近に使用しやすいアクセサリーとすることで、より多くの人の目に止まり、ARTSTEELの魅力を知ってもらうことができると考えております。

バッヂやイヤリングやヘアバンドなどに展開をすることで、多様なニーズへ訴求するすることができます。


https://awrd.com/creatives/detail/8565380

  • Judge’s comment: 柴田 隆寛(しばた たかひろ)

    鉄とファッション。心理的な距離が遠い両者を近づけることで、街場のモノに。“ARTSTEEL”という素材の魅力を、誰にでも手が届く価格帯の汎用性のあるグッズを通して、カジュアルに発信しようというアイデアが面白いと思いました。グラフィックデザイナーやイラストレーターなど、クリエイターとのコラボレーションも想像できる。審査の途中で、勝手に企画が湧いてきました(笑)。

  • Judge’s comment: 小田 将輝(おだ まさき)

    ARTSTEELという素材をファッションに落とし込む事で、より身近に感じられるアイデアだと思いました。色や形のバリエーションも広げられそうなアイデアなので、デザイナーとのコラボ等、取組の幅を広げる事で、インパクトがより増すアイデアだと感じました。

特別賞

2次審査の結果、GoldやSIlverの受賞は逃したものの、優れた作品であったため急遽特別賞を創設いたしました。

Title

サビチャリ

Creator

nyokki にょっき

Concept

サビチャリは、錆びて廃棄されてしまう自転車を生まれ変わらせるアイデアです。
一般的に錆びてしまった自転車は敬遠され、買い換えられてしまったり、乗り捨てられてしまいます。
しかしサビチャリは、ARTSTEEL の技術によって究極までとことん錆びさせます。
全身にあえて錆び色、錆び模様、錆び素材をまとったサビチャリは、「劣化」ではなく、多様で美しい表情を織り成す「個性」。
ARTSTEELによる錆びは、「錆び」なのに新鮮な表情で、自転車としても素材としても、新たな価値を吹き込むことができます。
サビチャリは、もう一歩先の廃棄自転車のアップサイクル、放置自転車のシェアサイクル資材への転用など、サステナブルな汎用性も生まれます。


https://awrd.com/creatives/detail/8567580

  • Judge’s comment: 藤井 将之(ふじい まさゆき)

    この作品は今回の応募作品の中でコンセプトが突出していた気がします。放置自転車の再利用といった社会問題の解決提案はもちろん、自転車を長く使えることでモノに対する愛着が沸くアイデアでもあるように感じました。実現するには解決すべき問題が多くあるものの、自転車の再利用のみならず、新車でもこういった仕上げがあったら良い気がします。 車の世界でも、錆びたビンテージカーに「エンスージスト」と呼ばれるコアなファンがいるように、自転車においてもこういったモノの世界観がライフスタイルの一つになるのではないでしょうか。

  • Judge’s comment: 玉井 美由紀氏(たまい みゆき)

    社会問題の解決をテーマにしたユニークなアイデアで、審査の中でも様々な視点で議論されました。もし、放置された自転車がこんな風に生まれ変わったら素敵だなと思いますし、通常はサビた自転車=劣化、そしてただ捨てられるという運命なのですが、それがもし、かっこいいものに生まれ変わったら、また大切にできるのではないか?そしてその自転車を手にしたときの嬉しかった気持ちを思い出せるのではないか?とさえ思います。発想やアイデアは高い評価を得たのですが、仕組みの点ではまだ難しい部分もあり今回は特別賞となりましたが、いつか実現してほしいと思います。

オーディエンス賞

一般投票で最も多くの投票を獲得した作品

Title

sparsely

Creator

yaro/.

Concept

錆の色彩、表裏異なる錆塗装を施すことができる技術に着目し、扉の開閉によってARTSTEELの仕上げが変わり、表情を変化させる棚です。

扉は90度の角度で開閉し前後に開口部を設けることで障子や間仕切りのような効果も生み、従来の壁面に使われるような棚にはない使い方を想像することで家具と使い手という関係に変化をつけることで、より永く生活に寄り添えるモノを目指しました。


https://awrd.com/creatives/detail/8566113





ARTSTEELが使われている、京王井の頭線 吉祥寺駅の壁



コンテスト概要

錆(サビ)を新たな価値に昇華させた鉄素材で、
豊かな暮らしをつくるプロダクトアイディアを募集

鉄は冷たい、鉄は錆(さ)びる…。錆(さび)は腐食で悪しきもの…。

そんな鉄と錆のネガティブなイメージを、逆転の発想で美しく硬度の高いマテリアルへと昇華させた建材「ARTSTEEL(アートスチール)」。シンプルでありながら表情豊かで趣深い、そんな“wabi,sabi”な鉄素材の魅了を引き出しに、新たな美意識・プロダクト・暮らしをデザインするアイデアを募集します。

▼ 誰でも応募可能!3Dソフトや専門的な技術は不要

普段、プロダクトデザイン/ インテリアデザインに業務として携わっているプロの方はもちろん、自身の手がけるプロダクトをつくりたいクリエイター、プロダクト/ インテリアが好きな方ならどなたでもご応募いただけます。

▼ 受賞作品は製品化!

受賞した作品は、プライズオーナーの株式会社フロントが製品へと仕上げます。自分の理想のプロダクト/ インテリアを実現したいクリエイターの皆さま、プロダクト/ インテリア好きの皆さま、自分のデザインした製品を生み出すチャンスです。ぜひぜひご応募ください。










募集対象







募集対象 | 生活にまつわるプロダクト全般

プロダクトのアイデアは暮らしに関するものであれば、リビング家具、キッチン、雑貨、生活用品etc.カテゴリーは、問いません。ARTSTEELを一部にのみ使用したアイデアでも構いません。

ARTSTEELを用いた、私たちの生活を便利に/豊かにしてくれるプロダクトのアイディアをご提案ください。みなさんの視点と想像力で、感性豊かなアイデアが集まることを期待しています。

▼ 対象例 

・リビング家具 (椅子、照明、棚 etc.)
・エクステリア (ベランダ用椅子、屋外スツール etc.)
・キッチン用品 (鍋敷き、コースター etc.)
・雑貨 (ペン、文鎮、バケツ etc.)
・生活用品 (トイレットペーパーホルダー、壁がけフック etc.)

※今回は以下にあてはまるものは審査対象外となります。 
・観賞用のオブジェなど生活者の暮らしに実用的なメリットをもたらしにくいもの 
・ARTSTEELを全く使用しないプロダクト


何が募集対象になるのか/アイディアがなかなか出ない、という声に対応して、事務局でPinterestボードを作成しました。ぜひご覧ください。
また、Pinterestをどのようにアイディア出しに組み込めばいいか知りたい方は後日公開する、アンバサダーワークショップのレポートをご覧ください。(4/30日公開予定)


テーマ

“wabi,sabi” な鉄を使って、豊かな暮らしをつくるプロダクトアイデア

鉄のナチュラルな美しさを引き出す技術によって生まれ、意図的に発生させた錆(さび)やバイブレーション加工による独特の模様をまとった「ARTSTEEL」の佇まいは、昨今クリエイティブな人々の間でにわかに注目を集めるわびさび  "wabi,sabi”に通じる魅力があります。wabi,sabiは、想像力の余白であり、独特な視点から世界を捉える美的意識でもあります。

そうしたwabi, sabiの視点を取り入れ、シンプルで暮らしの空間にとけこむ、私たちの暮らしを豊かにしてくれるプロダクトをご提案ください。









ARTSTEELの特徴/魅力








①メンテナンスの手間がかからない、高い耐久性

ARTSTEELは耐候性鋼と呼ばれる特殊な合金です。耐候性鋼は表面にサビの酸化皮膜をつくることでサビによる浸食が母材表面で止まり極めて緻密に母材に密着することで、水や酸素から守る「壁」となり、その後の腐食反応を抑制します。また、耐候性鋼は硬度の高さや加工のしやすさ、長期ランニングコストを見据えた経済性といった魅力をもっており、長い間使用をしてもその美しさを保ち続けることができます。

②職人による1点もの鋼の美しい表情・趣き

フロントでは鉄のナチュラルな美しさを引き出す技術開発に多くの時間を費やしてきました。サビを意図的に発生させることで自然な模様を楽しむことができ、鋼の自然な趣を味わっていただけます。また多彩なカラーバリエーションも実現し、さらに職人が1つ1つ丁寧に仕上を施すことで1つとして同じ製品が存在しないオンリーワンの魅力をもっています。

③使い込むほどに味が出る/ 魅力を増す経年優化

長年使用する中で傷が目立ってきたとしても鉄の特性を活かして修理/ 磨き直すことで、長く使うことができます。祖父から父へ、父から子へと世代を超えて使うことができ、まるで革製品のように使い込むほどに愛着が増していくのが特徴です。時間が経つほど劣化するのではなく、時間が経つほど価値が増していく、経年優化が魅力の1つです。








ARTSTEELを活用したプロダクト一覧








既に商品化されているARTSTEELを活用したプロダクトの事例です。どのような商品が出ているのか、ぜひ(株) フロントのサイトをご覧になってください。

NAGOMIシリーズ | http://nagomi-artsteel.com/

スツール(KAI-101/102)

チェア(ORI-201-353)

テーブル(SAI-101)









主催者インタビュー







今回のコンテスト開催に向けて主催であるフロントの松川会長に期待するアイディアなど聞いてみました。応募する皆さま、ぜひ読んでみてください。

ーーARTSTEELの魅力はどのようなところにあるのでしょう?

松川会長:我々は、昭和55年に鉄の建材メーカーとしてスタートしました。鉄は非常に良い材料です。安価で加工性もいい。建材としては優れているが唯一の欠点が「サビ」でした。ある時、逆にこのサビをうまく意匠として表現するような材料はつくれないかと思いましてね、耐候性鋼の意匠を追求することにしたんです。そして自然なサビの美しい表情を持つ耐候性鋼「ARTSTEEL」の原型がようやくできたのが約15年前です。

そこからは、鉄の風合いの魅力にさらに引き込まれまして、サビだけではなくリン酸処理にバイブレーション研磨で細かな模様を施した「SUPER C.F.C」シリーズなどにラインナップも広げ、追及を重ねてきました。そして「研磨模様が施された金属建材およびその製造方法」で特許も取得しました.......[続き]

PRIZE

受賞したアイデアは賞金に加えて製品化を行います

  • GOLD PRIZE(1点)

    賞金20万円+製品化

  • SILVER PRIZE(1点)

    賞金10万円+製品化検討

  • オーディエンス賞

    賞金1万円+製品化検討

オーディエンス賞について

AWRDページ上でにてオーディエンス投票を行います。二次審査へ通過した作品の中で、最も投票数が多かったアイディアに贈られます。製品化については検討の上、判断いたします。

※その他、特別賞を設ける可能性があります。











審査員 JUDGEs







玉井 美由紀氏(たまい みゆき)

株式会社FEEL GOOD CREATION 代表取締役/ CMF® デザイナー

株式会社本田技術研究所四輪デザイン室でデザイナーとして数々の車のカラーマテリアル開発に携わるキャリアを経て、2007 年に日本で初めて、CMF® を専門としたデザイン事務所として株式会社FEEL GOOD CREATION を設立。“五感を響かせる感性”をテーマに、日本で初めてCMF® 専門のデザイン事務所を設立。現在では、プロダクトブランドから工業デザインまで幅広い産業分野を手がけ、コンセプトメイキングからプロダクトアウトまでトータルでデザインすることで新たなる創造価値のフィールドを開拓している。デザイン業務のほか、CMF® の普及や日本のモノづくりの活性化に貢献。2016 年から2018 年のグッドデザイン賞の審査員を務める。

柴田 隆寛(しばた たかひろ)

編集者

1974年生まれ。ぶんか社『Asayan』、講談社『HUGE』の編集者を経て、マガジン ハウス『アンドプレミアム』のエグゼクティブディレクターに就任。創刊から約3年半 にわたり同職を務める。2015年に編集事務所「Kichi」を設立。紙・ウェブ・広告・ イベントのディレクションなど、ジャンルやメディアに縛られることなくシームレスに 活動を展開中。2018年には、自由な表現の広場を目指して、アートとカルチャーに特 化したブックレーベル「アカツキプレス」をオークラ出版内に設立。北海道・十勝「メ ムアースホテル」のプロジェクトメンバーとしても活動している。

藤井 将之(ふじい まさゆき)

株式会社藤井環境デザイン
( 株式会社FRONT 新規事業担当責任者)

1972年横浜市生まれ。千葉大学工業意匠学科卒業。公共家具メーカー在籍時に開発室長、事業推進室長を歴任し製品開発や新規事業開発に携わる。2013年に独立。まちづくり、空間デザイン、サイン計画、製品開発等を手掛ける。羽田空港第二ビルファニチャー計画、三井アウトレット台湾林口サイン計画、箱根ホテルはなをりサイン計画、ユニ・チャームグローバルサインほか。Good Design賞等受賞多数。京都造形藝術大学、東洋美術学校非常勤講師。現在、株式会社フロントにて新規事業開発を担当。

小田 将輝(おだ まさき)

(株)三越伊勢丹
新宿ライフデザイン営業部 インテリア&パーク マーチャンダイザー

2010年(株)三越伊勢丹入社。
入社後、伊勢丹新宿店、日本橋三越本店、銀座三越の基幹三店舗を中心に、
インテリア、食器、タオル等、リビング領域の販売・商品担当を経験。
現在は、伊勢丹新宿店のインテリア、プロモーションスペースのマーチャンダイザー(バイヤー)として、
国内外のブランド、クリエーターと協業し、商品・プロモーション企画を行う。

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