COMPETITION



募集テーマ「わびさび」


株式会社フロントでは、プロダクト/インテリアデザインの分野に日本の新しい美意識を提案する“わび・サビ”プロダクトを募集します。

昨今、わびさびという美意識が今、海外のデザイン、クリエイティブの業界において徐々にトレンドとなりつつあります。機能の豊富さや豪華な装飾、高級な素材を単に使うことが豊かななのではなく、洗練されたシンプルさこそが豊かである、という価値観が広まっています。

今回は株式会社FRONTの独自素材であるARTSTEELという素材をつかって、わびさびな美意識をもった生活を豊かにするプロダクトを募集します。ARTSTEELのもつ酸化皮膜の風合いの美しさや加工から感じられる職人の丁寧な仕事ぶりといった部分を活かした、シンプルなのに豊かなプロダクトアイデアを募集しています。


<更新情報>
2019.05.07  9:00am-11:00am、awrdメンテナンスのためサービスを一時停止します。
2019.05.01  3時間で応募アイディア作成に挑戦、学生アンバサダーワークショップの記事を公開しました。
2019.05.01  ARTSTEELについてもっと知る、工場見学レポートを公開しました。
2019.04.28  アイディア出しのヒントになる、Pinterestボードを作成しました。
2019.04.25  主催者の意図を読み解く、主催者インタビューを公開しました。
2019.04.22  awrdページを公開しました。

ARTSTEELが使われている、京王井の頭線 吉祥寺駅の壁




コンテスト概要

錆(サビ)を新たな価値に昇華させた鉄素材で、
豊かな暮らしをつくるプロダクトアイディアを募集

鉄は冷たい、鉄は錆(さ)びる…。錆(さび)は腐食で悪しきもの…。

そんな鉄と錆のネガティブなイメージを、逆転の発想で美しく硬度の高いマテリアルへと昇華させた建材「ARTSTEEL(アートスチール)」。シンプルでありながら表情豊かで趣深い、そんな“wabi,sabi”な鉄素材の魅了を引き出しに、新たな美意識・プロダクト・暮らしをデザインするアイデアを募集します。

▼ 誰でも応募可能!3Dソフトや専門的な技術は不要

普段、プロダクトデザイン/ インテリアデザインに業務として携わっているプロの方はもちろん、自身の手がけるプロダクトをつくりたいクリエイター、プロダクト/ インテリアが好きな方ならどなたでもご応募いただけます。

▼ 受賞作品は製品化!

受賞した作品は、プライズオーナーの株式会社フロントが製品へと仕上げます。自分の理想のプロダクト/ インテリアを実現したいクリエイターの皆さま、プロダクト/ インテリア好きの皆さま、自分のデザインした製品を生み出すチャンスです。ぜひぜひご応募ください。



募集対象


募集対象 | 生活にまつわるプロダクト全般

プロダクトのアイデアは暮らしに関するものであれば、リビング家具、キッチン、雑貨、生活用品etc.カテゴリーは、問いません。ARTSTEELを一部にのみ使用したアイデアでも構いません。

ARTSTEELを用いた、私たちの生活を便利に/豊かにしてくれるプロダクトのアイディアをご提案ください。みなさんの視点と想像力で、感性豊かなアイデアが集まることを期待しています。

▼ 対象例 

・リビング家具 (椅子、照明、棚 etc.)
・エクステリア (ベランダ用椅子、屋外スツール etc.)
・キッチン用品 (鍋敷き、コースター etc.)
・雑貨 (ペン、文鎮、バケツ etc.)
・生活用品 (トイレットペーパーホルダー、壁がけフック etc.)

※今回は以下にあてはまるものは審査対象外となります。 
・観賞用のオブジェなど生活者の暮らしに実用的なメリットをもたらしにくいもの 
・ARTSTEELを全く使用しないプロダクト


何が募集対象になるのか/アイディアがなかなか出ない、という声に対応して、事務局でPinterestボードを作成しました。ぜひご覧ください。
また、Pinterestをどのようにアイディア出しに組み込めばいいか知りたい方は後日公開する、アンバサダーワークショップのレポートをご覧ください。(4/30日公開予定)


テーマ

“wabi,sabi” な鉄を使って、豊かな暮らしをつくるプロダクトアイデア

鉄のナチュラルな美しさを引き出す技術によって生まれ、意図的に発生させた錆(さび)やバイブレーション加工による独特の模様をまとった「ARTSTEEL」の佇まいは、昨今クリエイティブな人々の間でにわかに注目を集めるわびさび  "wabi,sabi”に通じる魅力があります。wabi,sabiは、想像力の余白であり、独特な視点から世界を捉える美的意識でもあります。

そうしたwabi, sabiの視点を取り入れ、シンプルで暮らしの空間にとけこむ、私たちの暮らしを豊かにしてくれるプロダクトをご提案ください。


ARTSTEELの特徴/魅力

①メンテナンスの手間がかからない、高い耐久性

ARTSTEELは耐候性鋼と呼ばれる特殊な合金です。耐候性鋼は表面にサビの酸化皮膜をつくることでサビによる浸食が母材表面で止まり極めて緻密に母材に密着することで、水や酸素から守る「壁」となり、その後の腐食反応を抑制します。また、耐候性鋼は硬度の高さや加工のしやすさ、長期ランニングコストを見据えた経済性といった魅力をもっており、長い間使用をしてもその美しさを保ち続けることができます。

②職人による1点もの鋼の美しい表情・趣き

フロントでは鉄のナチュラルな美しさを引き出す技術開発に多くの時間を費やしてきました。サビを意図的に発生させることで自然な模様を楽しむことができ、鋼の自然な趣を味わっていただけます。また多彩なカラーバリエーションも実現し、さらに職人が1つ1つ丁寧に仕上を施すことで1つとして同じ製品が存在しないオンリーワンの魅力をもっています。

③使い込むほどに味が出る/ 魅力を増す経年優化

長年使用する中で傷が目立ってきたとしても鉄の特性を活かして修理/ 磨き直すことで、長く使うことができます。祖父から父へ、父から子へと世代を超えて使うことができ、まるで革製品のように使い込むほどに愛着が増していくのが特徴です。時間が経つほど劣化するのではなく、時間が経つほど価値が増していく、経年優化が魅力の1つです。



ARTSTEELを活用したプロダクト一覧

既に商品化されているARTSTEELを活用したプロダクトの事例です。どのような商品が出ているのか、ぜひ(株) フロントのサイトをご覧になってください。

NAGOMIシリーズ | http://nagomi-artsteel.com/

スツール(KAI-101/102)

チェア(ORI-201-353)

テーブル(SAI-101)


主催者インタビュー


今回のコンテスト開催に向けて主催であるフロントの松川会長に期待するアイディアなど聞いてみました。応募する皆さま、ぜひ読んでみてください。

ーーARTSTEELの魅力はどのようなところにあるのでしょう?

松川会長:我々は、昭和55年に鉄の建材メーカーとしてスタートしました。鉄は非常に良い材料です。安価で加工性もいい。建材としては優れているが唯一の欠点が「サビ」でした。ある時、逆にこのサビをうまく意匠として表現するような材料はつくれないかと思いましてね、耐候性鋼の意匠を追求することにしたんです。そして自然なサビの美しい表情を持つ耐候性鋼「ARTSTEEL」の原型がようやくできたのが約15年前です。

そこからは、鉄の風合いの魅力にさらに引き込まれまして、サビだけではなくリン酸処理にバイブレーション研磨で細かな模様を施した「SUPER C.F.C」シリーズなどにラインナップも広げ、追及を重ねてきました。そして「研磨模様が施された金属建材およびその製造方法」で特許も取得しました.......[続き]

PRIZE

受賞したアイデアは賞金に加えて製品化を行います

  • GOLD PRIZE(1点)

    賞金20万円+製品化

  • SILVER PRIZE(1点)

    賞金10万円+製品化検討

  • オーディエンス賞

    賞金1万円+製品化検討

オーディエンス賞について

AWRDページ上でにてオーディエンス投票を行います。二次審査へ通過した作品の中で、最も投票数が多かったアイディアに贈られます。製品化については検討の上、判断いたします。

※その他、特別賞を設ける可能性があります。




審査員 JUDGEs


玉井 美由紀氏(たまい みゆき)

株式会社FEEL GOOD CREATION 代表取締役/ CMF® デザイナー

株式会社本田技術研究所四輪デザイン室でデザイナーとして数々の車のカラーマテリアル開発に携わるキャリアを経て、2007 年に日本で初めて、CMF® を専門としたデザイン事務所として株式会社FEEL GOOD CREATION を設立。“五感を響かせる感性”をテーマに、日本で初めてCMF® 専門のデザイン事務所を設立。現在では、プロダクトブランドから工業デザインまで幅広い産業分野を手がけ、コンセプトメイキングからプロダクトアウトまでトータルでデザインすることで新たなる創造価値のフィールドを開拓している。デザイン業務のほか、CMF® の普及や日本のモノづくりの活性化に貢献。2016 年から2018 年のグッドデザイン賞の審査員を務める。

柴田隆寛

編集者

1974年生まれ。ぶんか社『Asayan』、講談社『HUGE』の編集者を経て、マガジン ハウス『アンドプレミアム』のエグゼクティブディレクターに就任。創刊から約3年半 にわたり同職を務める。2015年に編集事務所「Kichi」を設立。紙・ウェブ・広告・ イベントのディレクションなど、ジャンルやメディアに縛られることなくシームレスに 活動を展開中。2018年には、自由な表現の広場を目指して、アートとカルチャーに特 化したブックレーベル「アカツキプレス」をオークラ出版内に設立。北海道・十勝「メ ムアースホテル」のプロジェクトメンバーとしても活動している。

藤井将之(ふじいまさゆき)

株式会社藤井環境デザイン
( 株式会社FRONT 新規事業担当責任者)

1972年横浜市生まれ。千葉大学工業意匠学科卒業。公共家具メーカー在籍時に開発室長、事業推進室長を歴任し製品開発や新規事業開発に携わる。2013年に独立。まちづくり、空間デザイン、サイン計画、製品開発等を手掛ける。羽田空港第二ビルファニチャー計画、三井アウトレット台湾林口サイン計画、箱根ホテルはなをりサイン計画、ユニ・チャームグローバルサインほか。Good Design賞等受賞多数。京都造形藝術大学、東洋美術学校非常勤講師。現在、株式会社フロントにて新規事業開発を担当。

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