生野区の企業と一緒に新たなものづくりに挑戦しませんか?
わたしたちの暮らしを支え、生活になくてはならない製品を生み出してきた生野区のものづくり企業。彼らは卓越した独自の技術を持ち、地域の産業をも発展させてきました。
今回は、「ものづくりを面白がる」をテーマに、これまでのものづくりの分野を越え、新たなものづくりに挑戦する4社とイチからBtoC製品を生み出し、新たな市場の獲得をめざすプロジェクトです。
彼らとともに暮らしに彩りをくわえるものづくりに挑戦するデザインパートナーを募集します。
生野ものづくりタウン事業とは?
2025年大阪・関西万博を見据えて、大阪でもトップクラスのものづくりの集積地、生野区をPRするとともに、生野区のまちなかに万博会場が展開されることをめざし、「まちこうばはパビリオン」というスローガンのもと、地域内外からベンチャー企業、クリエイターなどものづくりを面白がる人を招き入れ、新たなものづくりに挑戦するプロジェクトです。
募集テーマ
「暮らしに彩りをくわえるプロダクト」
今回、参加する4社の企業では、革製ランドセル、合皮製のサンダル、アルミをカラーリングするアルマイト加工、ステンレス製のキッチンシンクなどに使われる排水溝の受皿など多岐にわたります。各企業の技術や素材を活かしたプロダクトのアイデアをご提案ください。
彩りをくわえるプロダクトとは?
・心が豊かになる
・作りての想いが伝わり、誇らしげになる
・くらしが楽しくなる
・美しさ、感動する
対象企業
企業ごとにプロダクトのアイデアを募集します。
※応募点数に制限はありません。複数の企業への応募も可能です。
対象企業 | 主な技術や商材 |
---|---|
株式会社リゲッタ | 合皮製のサンダルやシューズの製造・販売 |
株式会社三栄金属製作所 | ステンレス製のキッチンシンクなどに使われる排水溝の受皿などの製造 |
株式会社生田 | 革製ランドセルの製造・販売 |
有限会社電研 | アルミをカラーリングするアルマイト加工処理 |
参加のメリット
・フィールドリサーチへのご招待
訪問先:富山県高岡市(渡航費・宿泊費は主催者側で実費負担)
・プロジェクトを通じて、生野区さまや生野区内企業とのコネクトができる
・豊富な経験を持つクリエイターからのアドバイスが受けることができる
ロイヤリティ契約(プロダクト化した場合、下代の5%)
※本プロジェクトにおけるプロダクトに限ります。
※実際の契約条件については、商品化後に企業と応募者との交渉により決定します。
こんな方におすすめ
・新しい分野に挑戦したい
・ものづくりの分野で活躍したい
・行政主導のプロジェクトで新たなものづくりに挑戦したい
・カタチのデザインだけでなくブランディングも行いたい
・商品のデザインだけでなく、販路などサービスデザインにも挑戦したい
生野区ものづくりタウン事業スケジュール
▼プロダクトアイデア・クリエイター公募
9月19(火)〜11月10日(金)
・AWRDに登録し、アイデアシートやポートフォリオを送付してください。
▼Fab Meet Up Kyoto
10/12(木)
▼応募締め切り
11/10(金)
・当日23:00締め切り。
▼事業者による最終審査
11/17(金)
▼審査結果発表11/22(水)予定
・ものづくりタウン事業のAWRDで発表を行います。
・メールにて個別に採択をお知らせいたします。
▼プロダクト開発のためのリサーチ
11月29(水) ・30(木)
・新しいものづくりの探求のため、企業とともに富山県高岡市に訪問し、フィールドリサーチを行います。
▼プロダクト開発期間
12月上旬〜2月中旬
・実際に事業者とプロダクト開発をします。
▼成果発表会
2月29日(木)PM リゲッタIKUNOホール
・本プロジェクトの活動の成果発表を行います(詳細は後日お知らせいたします)
審査員
村田智明
株式会社ハーズ実験デザイン研究所 / METAPHYS 代表取締役
大阪市立大学工学部応用物理学科卒。三洋電機退社後、1986年ハーズ実験デザイン研究所を設立。現在はデザイン思考から企画開発をサポートするデザインシンクタンクとして活動。提唱するS.S.F.B法や感性価値ヘキサゴングラフなどがワークショップツールとして広く活用されている。プロダクトを中心に、Gマーク金賞、DFAグランプリ、RED DOT BEST OF BEST、ジャーマンデザインアワードWINNER賞、iF DESIGN AWARD GOLD、ソーシャルプロダクツアワード大賞、DIA SilverAwardなど国内外のデザインアワードで200点以上を受賞。オムロンの血圧計「スポットアーム」やMicrosoft「Xbox360」を始めとする世界記録的な販売数を達成したデザインで、Newsweekの「世界が注目する日本の中小企業100社」に選定される。自ら運営するコンソーシアムデザインブランドMETAPHYSは、「行為のデザイン」に基づいて協賛企業のコアコンピタンスを活かし、開発から販売までを実践している。
菊地 凌輔
株式会社マクアケ プロジェクト推進本部 執行役員
1993年兵庫県生まれ。 関西学院大学在学時に、教科書を半額以下で買えるサイト「cacicoテキスト」を立ち上げYahoo!ニュース、ITmediaなど100以上の媒体に掲載。 2015年1月(株)マクアケ (旧サイバーエージェント・クラウドファンディング)へ入社し、Makuake関西支社の立ち上げ1人目として参画。 2019年12月東証マザーズ上場を経験し、2022年10月より執行役員就任。 プロジェクト開拓やキュレーション、審査部門を統括し、実行者さまの売上最大化をミッションにしています。 また、2021年より地域活躍人材育成を目的とした社団法人「イヒ」の専務理事として兵庫県三田を中心に活動しています。
友安 啓則
株式会社友安製作所 代表取締役社長
1978年生まれ。大阪府出身。高校1年からアメリカへ留学、City University of Seattleにて経営学修士 M.B.A.を取得。 大学在学中から商社で働き、友人とともに車のパーツを輸入販売する会社を立ち上げる。 2004年に帰国、父親が営む線材加工製造業の友安製作所へ入社し、インテリアの輸入商材を販売する新事業を立ち上げる。 2005年にWeb事業部を立ち上げ、オンラインショップでの商品販売をスタート。 2016年2月に代表取締役社長に就任。 東京浅草橋と大阪阿倍野にて、インテリアとDIYとカフェの融合をコンセプトにした「友安製作所Cafe」を運営し、リアル店舗での販路拡大やDIYワークショップを行う。
審査基準
1. デザイン性と独自性
デザインが優れている。今までにない価値を生むデザインである。
2. 提案力
アイディアの説明や提案が伝わりやすいように表現できている。
3. ものづくり企業への理解力
提案するアイディアがものづくり企業のこと(強み、弱み、業界など)をよく理解し、反映できている。
4. 受け手の意識
ターゲットや目的が明確であり、アイデアが「これは必要だ」と必要性を感じることができる。
5. 実現性と市場性
実現性の高いアイデアである。なくてはならないプロダクトとして浸透する可能性を持ち、かつ市場性、社会性が感じられる。
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