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国産材について知る

2025年の国産材供給・利用目標量は、総需要量の約50%にあたる40百万m3(2014年実績の約1.7倍)

林野庁では、2025年の国産材と輸入材を併せた総需要量を79百万m3と見通し、国産材の供給及び利用量の目 標を2014年実績の約1.7倍にあたる40百万m3、つまり総需要量の約50%を国産材供給・利用の目標としています。 (直近2019年の国産材供給・利用量は31百万m3、国産材と輸入材を併せた総需要量に対し約38%です)

参考:「森林・林業基本計画(2016年5月)」、「令和元年(2019年)木材需給表(2020年9月)」


②人工林の利用期と、「伐って、使って、植えて、育てる」必要性

人工林の半数以上が、一般的な主伐期である10齢級(50年)以上と本格的な利用期を迎えており、2020年時点には、10齢級以上の主伐期を迎える人工林は約7割と見込まれるなど、森林資源はかつてないほどに充実しています。 一方で、人工林では、植栽した木を間引きして密度を調整する「間伐(かんばつ)」といった手入れを行わないと、木立の間に日光が差し込まず下草が生えないなどにより土壌が失われたり、土砂崩れの原因となったりします。また、適切な伐採が行われないと、新しい木が植えられず高齢の木々ばかりとなり二酸化炭素の吸収量が低下するなど、森林の持つ多面的機能の低下につながってしまいます。人工林を伐って使うとともに、植えて育てることを進めていくことで、未来につながる森林の持続的なサイクルが保たれるのです。

参考:「平成29年度 森林・林業白書」、政府広報オンライン「木材を使用して、元気な森林を取り戻そう!(2018年3月)」、林野庁HP「木づかい運動でウッド・チェンジ」


③現状の課題と「WOOD CHANGE CHALLENGE」の目的

木材自給率目標約50%を目指すためには、国産材への関心を高めること、国産材の需要を高めることが必要です。これまで、建築や製品など専門的なアプローチで、国産材の価値を再考し活用を促進する取組は行われていましたが、まだまだ国産材の価値を“チェンジ(変換・転換・更新・拡張)”する余地はあるとの考えから「 WOOD CHANGE CHALLENGE」プロジェクトは始動しました。国産材の需要を拡大することにより主伐と再造林による循環を確立し、次世代にも充実した森林資源を継承、林業の成長産業化を実現するとともに森林の公益的機能を持続的に発揮させるため、本プロジェクトを実行していきます。

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