■以前から環境保全やSDGsというのはどこか他人事で多くの人々にとってなかなか自分事にならないという問題意識を持っていた。“思わずやってみたくなる体験” を創出し、その体験を通じて子供の頃から環境保全やSDGsを身近に感じる、考えるといったコトを日常にするエコシステムを創りたいと思ったのが本「ボトルキャップ循環ガチャ」の開発/発明のきっかけ。
■「やってみたい」を喚起する「プレイフルなガチャ」を新規開発する事で、体験を通じて楽しく学べるという「新しいガチャの価値」を提案。これまで物販チャネルだけに留まっていたガチャの活用方法を拡げると共に回収率の上がらないプラスチックのリサイクル・アップサイクル促進を図ることを狙いとしている。
■素材はすべてホームセンターや市販で入手できるもので構成されており、興味を持った人が今スグ作れるように設計データを(作り方動画も併せて)オープンソースで公開している。
■本オープンソースは多くの方に参照・活用され、「ボトルキャップ循環ガチャ」は全国各地に伝播・増加している(2023年9月時点で16ヶ所以上)。その土地の企業や人の「技術・個性・アイデア」がアップサイクル景品に反映され、各地域特有の循環型エコシステムの形成を誘発し、その発展・拡大に寄与している。
Awards
2023/10/02(月) Updated
自ら集めたボトルキャップでガチャを回す子供達(ボトルキャップを粉砕・溶かして射出成形するコマ製作も併せて体験)
新規開発のボトルキャップ循環ガチャ(3色展開)
硬貨ではなくボトルキャップを挿入(ガチャの作り方、使い方を動画で公開)
2023年9月時点、全国16ヶ所以上に拡がりを見せ、各地域で多種多様な循環エコシステムが形成されている