- 276
「痙攣的な夢」(視小説#169) Convulsive dreams,Visual Novel # 169
CG
/ 美術
/ イラスト
外界を知らなければ、「帰るべき場所」がどこかも定まらない。仕事で必要に迫られて部屋を空けるというだけでなく、一定時間部屋を空けておくこと自体も一種の仕事なのだと、ある意味言えるだろう。
「帰ってくるために出かける場所」が存在しないことが、ひきこもりの人にとっていちばんつらいのじゃないか。出かける当てがなければ、自室の快適さも牢獄の苦痛と区別がつかない。
「帰ってくるために出かける場所」が存在しないことが、ひきこもりの人にとっていちばんつらいのじゃないか。出かける当てがなければ、自室の快適さも牢獄の苦痛と区別がつかない。
2019/06/25(火) Updated