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応募プロジェクト・アイデアのタイトル(日英併記)
地球人2050 hyper techno agriculture(earthman2050)
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応募プロジェクト・アイデアの紹介動画URL(5分以内)
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応募プロジェクト・アイデアの詳細説明(日英併記)
世界は身体性を失いつつある。体感として。なので私は畑も釣りも登山も格闘技もやっている。
私は、デジタル的な進歩が加速化していることによって、身体性は失われていると感じている。
エンジニア的発想による、世界の整地化によって生産性は上がった一方で、
身体性は失われていっているのではないか。
たしかに便利な世の中になっているが、同時に失われているものがある。
世界とはもっと複雑である。
そして複雑なままである方が、多様性が保たれ、世界はより豊かなままであることができる、と考えている。
そのような世界を望むものの、複雑な世界において、我々は生存していかなければならない。
そこで今回は生態系そのものになることで生命を維持しつつも、身体性(祭りや遊びそして身体操作)を失わないような仕組みを、ファッションという観点から考えた。
身体性が失われていくことは、心の豊かさも失われていくこととイコールなのではないか。
故に散歩=身体操作が人を豊かにする。このスーツを着て地球上を自由にどこでも闊歩するのだ。
このプロジェクトによって、世界自体を住まいにする。コンクリートの道は全て畑に。
自然を守るでは無く、ファッションによって自然自体になるという感覚である。
The world is losing its physicality.
I feel that physicality is being lost due to accelerated digital progress.
While productivity has increased due to the engineering-inspired landscaping of the world, I feel that physicality is being lost,
I feel that physicality is being lost.
Yes, the world has become more convenient, but at the same time, I feel that there are things that have been lost.
The world is more complex.
And the more complex it is, the more diversity can be maintained and the richer the world can be.
While we would like such a world, we must survive in a complex world.
Therefore, in this project, I have considered from the perspective of fashion a system that maintains life by becoming an ecosystem itself, but does not lose its physicality (festivals, play, and physical manipulation).
We believe that the loss of physicality equals the loss of spiritual richness.
Therefore, walking = bodily manipulation enriches people. Wearing this suit, we can freely stride anywhere on the earth.
With this project, we will make the world itself our home. All concrete roads will be turned into fields.
It is not about protecting nature, but about becoming nature itself through fashion. -
審査のポイントである3つのP(for People, for Planet, for Profit)について、あなたのプロジェクトや活動ではどのような取り組みをしていますか?
for People→より過酷な環境になっていく世界において、都市を捨て、定住することなく、インフラに依存せず、個/共同体としてより柔軟に楽しく生存出来得るミニマムインフラファッションシステムの開発
for Planet→環境を人為的に変化させていくのでは無く、自分たち自身が循環システムに変わるという発想の転換によって、極力地球に負荷をかけない仕組みやカルチャーの構築
for Profit→地球に極力負荷をかけず、人は大きなシステムに依存せずより自由になる。
for People→Development of a minimal infrastructure fashion system that enables individuals/communities to survive more flexibly and happily without depending on infrastructure and without abandoning cities and settling down in a world that is becoming harsher and harsher.
for Planet→Creating a system and culture that puts as little burden on the earth as possible by changing the way we think, not by artificially changing the environment, but by transforming ourselves into a recycling system.
for Profit→With as little burden on the earth as possible, people can be freer and less dependent on a large system. -
活動のメインの拠点(国と地域)を教えてください
東京都
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活動時期を教えてください
2022年〜現在
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キーワード
#futuredesign #hypertechnoagriculture #fashion
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応募プロジェクト・アイデアのWebサイトがありましたら、URLをご記入ください。
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応募プロジェクト・アイデアのSNSアカウントがありましたら、URLをご記入ください。
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【特別賞】「100年後の地域社会への価値還元」として、100年先、1000年先にその土地で暮らす人々の資産として、文化・産業を継承する仕組みになっているか?(日英併記)
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【特別賞】「生物多様性へのポジティブな影響」として、「人間中心」にとどまらず、生態系全体に対して好循環を生み出そうとしているか?
人間自体がある種、地球そのものになるイメージ、一つの生態系になるイメージで制作。一人一人がスーツを着用して、食料、栄養、水分を自己生産させることで、資源などにほとんど依存しない生活を実現する。地球環境に極力関わらず、自己完結する点において、極限まで配慮する形をとっているので、生態系全体に対しても影響が少なくなると踏んでいる。
We created the image of humans themselves becoming a kind of the earth itself, a single ecosystem. Each person wears a suit that allows them to produce their own food, nutrition, and water, thus realizing a life with little dependence on resources. The suits are designed to be as self-contained as possible, with minimal impact on the ecosystem as a whole. -
【特別賞】 「新しいパートナーシップのデザイン」として、異業種間の連携や、生活者との共創、サプライチェーン内における役割の転換など、他者との新しい協働のかたちを実現しているか?
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地球人2050 hyper techno agriculture.
2050年。現在よりも生きることが厳しい地球環境へ。地域によって水不足や食料不足も問題に。
世界人口が増える一方、移動民も発生して小型分散する社会。
大きな流れとして地方は過疎化、耕作放棄地が増加。
科学技術が大幅に進歩して生産性は上がり、人々の余暇が増える。
一方でアイデンティティクライシスなど心の問題が浮上。
その結果、
都市と地方を自由に移動し小規模コミュニティで地産地消・自産自消を行いながら、
過酷な環境下でもテクノロジーを上手く活用して生産性高く生活する民が出現。
身体の健康管理はスマートデバイスで自動管理。
心の健康として、
コミュニティに属しながら日々、農作業などのアウトドア活動で体を動かしたり、祭やアートに勤しむようになる。
このような人々の活動はfuture pastと総称され、娯楽としての農作業はhyper techno agricultureと呼ばれる。土は、神格化され、土を護ることはこの時代における重要な価値観となる。
世界人口が増える一方、移動民も発生して小型分散する社会。
大きな流れとして地方は過疎化、耕作放棄地が増加。
科学技術が大幅に進歩して生産性は上がり、人々の余暇が増える。
一方でアイデンティティクライシスなど心の問題が浮上。
その結果、
都市と地方を自由に移動し小規模コミュニティで地産地消・自産自消を行いながら、
過酷な環境下でもテクノロジーを上手く活用して生産性高く生活する民が出現。
身体の健康管理はスマートデバイスで自動管理。
心の健康として、
コミュニティに属しながら日々、農作業などのアウトドア活動で体を動かしたり、祭やアートに勤しむようになる。
このような人々の活動はfuture pastと総称され、娯楽としての農作業はhyper techno agricultureと呼ばれる。土は、神格化され、土を護ることはこの時代における重要な価値観となる。