“Uz-drawing”
“立て掛ける”
“迷いのかたち”
暮らしとともに
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説明文
“Uz-drawing”(ウズ-ドローイング)は、触れるたびに形が変わるインタラクティブなアートでありプロダクトです。
内部の巻き構造のピースを動かすことで模様が変化し、新しい表情を見せます。
思考が煮詰まり、意味のない線を紙に滑らせるように、このプロダクトに触れることで、その思考し続ける手を静かに肯定し、新たな気づきを後押しします。
“Uz-drawing”は、何かを生み出そうとするすべての人に向けたドローイング装置であり、その渦巻くプロセスそのものの美しさを表現しています。
物質と人との関係性を再考し、ユーザーとのインタラクションを通じて新たな体験を生み出すことを目指したインテリアアートプロダクトです。
https://drive.google.com/file/d/109WVXO_T6MZIyvlth30Bhh5oDNDYH8gZ/view?usp=sharing -
制作物の柔軟性(Flexibility)についてご記入ください。
“Uz-drawing”の柔軟性は、素材そのものの特性と、既存の道具や素材を組み合わせて制作するブリコラージュ的プロセスによって実現されています。
巻き構造に使用した紙テープは、既製品としての柔らかさや発色の良さをそのまま活かし、その構造を緩めることで、触れるたびに形や模様が変化する柔軟性を生み出しています。
紐やテープなど、身近な「巻かれている物」を観察する中で、巻き構造に在る「可変性」がユーザーとのインタラクティブな関係を築く可能性を見出しました。
このブリコラージュ的アプローチは、新たに資源を消費するだけではなく、既にあるものを見つめ直し、再構築することで新たな価値を生み出す柔軟な創作手法です。
素材のあり方そのものを問い直すことにより、予期しない変化や体験を提供します。

