MUNDUS

EKKOは現在まで、人々の記憶、ある土地が持つ歴史、見えない存在などに興味を持ち、地平線に向かう道、太陽、アイコン的なモチーフを使って絵画上の一定の構図で出現する風景を描いてきました。

私たちの全てはこの世界に生まれ落ちて、様々な出会いや経験をします。
そしてそれらの物事は意識するしないにかかわらず、記憶として脳に、心に書き込まれます。

人類の歴史や過ぎ去った出来事はなんだったのか、
こぼれ落ちる記憶の中から、根源的な不思議を絵画を通して表現しています。

ラテン語で「世界」「宇宙」という意味の「MUNDUS」は、
人ひとりの歴史、人類の歴史を1本の道になぞらえて、傍観者としての太陽を軸に描いた作品の一つです。