Blue Sword

EKKOは主に平面作家として、人々の記憶、ある土地が持つ歴史、見えない存在などに興味を持ち、地平線に向かう道、太陽、アイコン的なモチーフを使って絵画上の一定の構図で出現する風景を描いています。

和紙をベースに、自身で制作したゴム版画や木版画などのモチーフをコラージュしたこの作品は、
虹のグラデーション部分は浮世絵などの伝統技法である水性木版画の技法を用い、
構成は中世ヨーロッパやタロットをイメージさせるビジュアルで、作家の錬金術や魔術といったテーマを表現しています。

"Braids"は、色つきの膠で下地を染めた古い和紙を用いたドローイング作品です。