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作品タイトル(日本語)
ある場所の終着地点
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作品タイトル(英語)
TERMINUS OF A PLACE
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制作物のコンセプトを記載してください。
もう決して届かないものに対しての憧れは切なく、だからこそ一層、捨てがたいものになるのか。
「”場所“」には時の移ろいと共にいずれ終わりがくる、その場所に宿る記憶と共に儚く消えていく。
今回の作品ではそのような環境の終着点を織物という媒体を通して視覚化することによって鑑賞者の環境に対する意識を研ぎ澄まし、知覚体験を通して作品を鑑賞した人間の中に自然に対する統一性(ユニティ)の意識を発生させることを目的としている。
織物は人と自然との対話の中で環境のふるまいから生まれた結果物であり、長い歴史の中で最も人間の皮膚感覚に近い場所に存在し続けている環境との媒介物の一つである。私は人が環境を知覚する上で「紡ぐ、織る、染める」というプロセスの中に存在する環境との対話に可能性を感じ、伝統的な織、錆染めという技法を通して酸化作用と時間の経過によって人工的な物質が自然に還るまでの過程を作品に内包することで場所の自然への帰還を再現した。
また、織物の中に切手や切符などの紙媒体に世界から消えつつある場所と鑑賞者にとって思い出のある場所や環境を記載したものを入れ込めるようにすることで、鑑賞者の五感を通した記憶と場所を結びつけ、錆染めの時間の経過を通して二つの境界を曖昧にすることによって、人の環境に対する行動の起点を感情に変化させると共に展示する場所によって鑑賞者と共に成長する体験型のアートを制作した。 -
制作物のコンセプトを記載してください。(英語)
The longing for something that will never be reached is sad, and that is why it becomes even more difficult to abandon.
"A "place" will eventually come to an end as time passes, and the memories that dwell in that place will fleetingly disappear.
By visualizing the end point of such an environment through the medium of textiles, this work aims to sharpen the viewer's awareness of the environment, and through the perceptual experience, to create a sense of unity with nature in the person who views the work.
Textiles are the result of the behavior of the environment in the dialogue between humans and nature, and are one of the mediators with the environment that have existed closest to our skin senses throughout our long history. I felt the potential of the dialogue with the environment that exists in the process of "spinning, weaving, and dyeing" for people to perceive the environment, and reproduced the return of a place to nature by internalizing the process of artificial materials returning to nature through oxidation and the passage of time through the traditional weaving and rust-dyeing techniques in my work.
In addition, by inserting paper media such as postage stamps and tickets that describe places that are disappearing from the world and places and environments that are memorable to the viewers into the textile, the work connects memories and places through the five senses of the viewers. By blurring the boundary between the two through the passage of time, I created an experiential art that grows with the viewer depending on where it is exhibited.
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作品の素材・仕様
90cm×800cm (幅×高さ)
技法 織 錆染
経糸 ラミー
緯糸 シルク
鉄粉、フィルム、紙 -
作品の素材・仕様(英語)
TECHNIQUE
WEAVING/ IRON DYE
MATERIALS
RAMIE/SILK/IRON POUDER/FILM PAPER/ -
作品のリファレンスURL
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作品の映像URL
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公式サイト、もしくはSNSのURL
https://www.instagram.com/be_be._555/
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特別賞のテーマにどう作品が関連しているか説明文を記載
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TERMINUS OF A PLACE
Title:[terminus of a place]
(ある場所の終着地点)
テーマ「統一性の発生」
もう決して届かないものに対しての憧れは切なく、だからこそ一層、捨てがたいものになるのか。
「”場所“」には時の移ろいと共にいずれ終わりがくる、その場所に宿る記憶と共に儚く消えていく。
今回の作品ではそのような環境の終着点を織物という媒体を通して視覚化することによって鑑賞者の環境に対する意識を研ぎ澄まし、知覚体験を通して作品を鑑賞した人間の中に自然に対する統一性(ユニティ)の意識を発生させることを目的として制作した。
織物は人と自然との対話の中で環境のふるまいから生まれた結果物であり、自然から人の手を通して生まれ、伝統的な錆染めという技法を通して酸化作用によって人工的な物体が自然に還るまでの過程を再現することで、場所の自然への帰還を再現した。
技法 織、錆染め
材料 ラミー、絹、鉄粉、フィルム、紙
(ある場所の終着地点)
テーマ「統一性の発生」
もう決して届かないものに対しての憧れは切なく、だからこそ一層、捨てがたいものになるのか。
「”場所“」には時の移ろいと共にいずれ終わりがくる、その場所に宿る記憶と共に儚く消えていく。
今回の作品ではそのような環境の終着点を織物という媒体を通して視覚化することによって鑑賞者の環境に対する意識を研ぎ澄まし、知覚体験を通して作品を鑑賞した人間の中に自然に対する統一性(ユニティ)の意識を発生させることを目的として制作した。
織物は人と自然との対話の中で環境のふるまいから生まれた結果物であり、自然から人の手を通して生まれ、伝統的な錆染めという技法を通して酸化作用によって人工的な物体が自然に還るまでの過程を再現することで、場所の自然への帰還を再現した。
技法 織、錆染め
材料 ラミー、絹、鉄粉、フィルム、紙