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雑誌 365 Art+ Magazine 第13号にグラフィック掲載

CG / 美術 / グラフィック
雑誌 365 Art+ Magazine 第13号「365 Art+ Case 13. Friday/ Heavens」の本扉にグラフィック「Dioscuri / ふたり」を掲載いただきました。

この雑誌には世界中から様々なアート作品が毎号特集されています。上質な紙で美しく仕上げられており、私はこの雑誌の色校正に一度も首を傾げたことがありません。美しい調色にいつも感服します。

アートはこの世界に遺せる唯一の足跡であり、作家がその時代に生きた証です。人々が神と呼ぶ高次元の存在がそれらを発見した時に、人類もなかなか頑張ったなと微笑んでくれるような作品をこの世に遺せるよう努力します。

私はこれから何千枚も作品を制作したいです。まだこの程度では生きたとは言えません。現実的な課題の多さに今はもどかしく感じながらも、まだ一筋の希望を信じています。

The graphic "Dioscuri" was featured on the main door of 365 Art+ Magazine No. 13 "365 Art+ Case 13. Friday/ Heavens".

This magazine features various artworks from all over the world in every issue. It is beautifully done on high quality paper and I think the color proofing in this magazine is excellent. I always admire the beautiful color mixing.

Art is the only footprint that can be left in this world, the proof that the artist lived in that time. I would like to leave behind works of art that when the higher dimensional beings that people call gods discover them, they will smile and say that humanity has done a good job.

I would like to produce thousands of pieces in the future. I can't say that I've lived up to this level yet. I feel frustrated now by the number of practical challenges, but I still believe in a ray of hope.

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Dioscuri / ふたり
Mar 2020 / 72 x 72 cm
https://dolice.design/dioscuri

この作品でビジュアル表現としてのグラフィック制作に一区切りを付けました。土蔵の暗がりを這いずり回る日々から人間としての穢れや愛への渇望を知り、美しいものは何か、ただそれだけを闇雲に追求していました。

人の身を受け生きて行く過程に罪穢れは付き物です。作品制作の過程にも様々な想念が渦巻きます。それら雑多なものを静かに飲み込んで昇華し、綺麗な上澄みを濾過した後に残るのは廃棄物に他なりません。創作とは決して高尚なものではなく、記憶の残滓で像を形成する作業なのではないでしょうか。

その像には魂が宿ります。濁流のように蘇る数多の記憶一つ一つを慈愛の心をもって受け容れ、赦し、浄化して天に御返しする。誰しも神の一部として、代役として、喜怒哀楽をこの人生で存分に体感するのです。そのプロセスで宇宙に解き放つエネルギーと祈りこそが作品であり、この世に残るのは影のみかもしれません。

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365 Art+ Case 13. Friday/ Heavens
https://365artshop.stores.jp/items/61cc9024e8592634a6230a55

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