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ITSLIQUID Group 主催の国際アートコンペティション 第12回 ITSLIQUID International Contest にて栄誉賞受賞
ITSLIQUID Group 主催の国際アートコンペティション、第12回 ITSLIQUID International Contest で栄誉賞を受賞いたしました。光栄な機会をいただき、心より感謝申し上げます。
I received Honorable Mention at ITSLIQUID International Contest - 12th Edition, the international art competition held by ITSLIQUID Group. I am deeply grateful for this honor.
ITSLIQUID International Contest - 12th Edition
Presented by ITSLIQUID Group
Awarded an Honorable Mention
https://www.itsliquid.com/contest-12th-winners.html
*
国際アートコンペティション 第12回 ITSLIQUID International Contest 栄誉賞受賞のインタビュー記事を ITSLIQUID Group のウェブサイトに掲載いただきました。
ITSLIQUID Group has published an interview with me on the occasion of my receiving an Honorable Mention in the ITSLIQUID International Contest - 12th Edition.
Interview: Masaki Hirokawa
Luca Curci talks with Masaki Hirokawa, among the honourable mentions of the ITSLIQUID International Contest 12th Edition.
https://www.itsliquid.com/interview-masakihirokawa-04.html
*
インタビュー記事 (和訳):
- 現在、取り組んでいることは何ですか?
私は昨年末より日本国外での大切な展示会や発表の機会に恵まれ、一つ一つを有難い機会と受け止め、何事も全力で取り組んで参りました。
スマートフォンアプリ事業の方も十年間無休でサービスの改善に努めており、近年に至ってはマーケティングやプロモーション、UI/UXデザインやシステム設計の方式を大幅に革新することになりました。毎日の小さな積み重ねにより、アジア、欧州、南米市場の基盤は揺るがないものとなり、現在は念願である北米市場の攻略にシフトしています。
それらの経験より得られた多分野に於ける並列的なタスク処理とデータ分析能力は、自然とグラフィックアートにも活かされ、新しく制作する作品はより美しい構造を持ち、多次元をネスティングした造形を成すでしょう。
- どのようにして現在の芸術活動に至ったのですか?
私は二十五年前のインフラネットワークがまだ整備されていない時代から、様々な分野のデジタル表現に挑戦して参りました。
ハードウェアも現在より未発達で、ソフトウェアも十分に流通していなかったため、クリエイティブに必要なツールは自ら開発を行うか、或いはその機能を仕様外に拡張するなど、創意工夫しなければならなかったのを憶えています。
ネットワークの通信量にも通信速度にも制限があり、その中で画像コンテンツや動画コンテンツを快適にストリーミングするだけでなく、常に革新的で自由な表現をすべく試行錯誤する必要がありました。
私の興味は十代の頃より永久機関の開発に向いており、インタラクティブムービー制作を通して人工生命を生み出すシステム設計を学び、ゲーム開発を通して人工知能の仕組みを知り、アプリケーション開発を通しては大衆の普遍的無意識を探りました。
朝から晩まで画面と向き合い、外の世界を俯瞰視しながらの二十有余年を過ごしていたように思います。しかし人間の根幹を成す愛情への渇望と苦悩を知り、2019年の末よりグラフィックアートの制作を始めました。
ただ不可解なのは、“私が人間を知りたがっていた” のではなく、“何かが人間を知りたがっている” かのようであったことです。その “何か” は人の身を通して人の心の在り方を見ているのかもしれません。
おそらく多くの表現者にとって、創作を始めた切っ掛けと辿って来た道のりは筆舌に尽くし難いものであり、不可解としか言い表しようのないものでしょう。
- 作品が完成したとき、どのような気持ちになりますか?
完成の喜びと同じだけ苦しみからの解放感が得られ、肩の荷を下ろす気持ちで遠くから作品を眺めます。それは授かりものであり、自分の手から元々離れたものですから、茫然自失とするのみです。したがって私はこの世界の様相を知り、大衆の心理を知ることになります。
- あなたの創作活動はどのようなものですか?
私にとって創作活動は生きる目的であり、生き抜く手段であり、生まれて来た意味でもあって、それ以外に何も持ち得ません。私はその恵みを与えてくださった神様、父母、ご先祖様に感謝しています。実は生きるのが辛いことも屡々ありました。しかし恵与されたものを忘れて自暴自棄に走る時も、大切な機材だけは壊すことは出来ませんでした。
- どのような芸術テーマを追求していますか?好きなテーマがあれば教えてください。
私は神への憧憬から多次元科学に魅せられ、物理学の仮説である超弦理論から量子力学の不可思議な世界に迷い込んだ時期もありました。しかし過去のシュルレアリスム絵画の方が、その問いに対し雄弁さを持っているように感じます。
私は自分なりの方法で神秘世界や余剰次元を表現し、それに至るまでのプロセスも余すことなく言語化したいと考えています。つまり “神” や “愛” などの非常に曖昧な要素を表す公式を求めているのです。私はただ寂しいから神と遊び、物を作り始めただけだったのですが…。
I received Honorable Mention at ITSLIQUID International Contest - 12th Edition, the international art competition held by ITSLIQUID Group. I am deeply grateful for this honor.
ITSLIQUID International Contest - 12th Edition
Presented by ITSLIQUID Group
Awarded an Honorable Mention
https://www.itsliquid.com/contest-12th-winners.html
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国際アートコンペティション 第12回 ITSLIQUID International Contest 栄誉賞受賞のインタビュー記事を ITSLIQUID Group のウェブサイトに掲載いただきました。
ITSLIQUID Group has published an interview with me on the occasion of my receiving an Honorable Mention in the ITSLIQUID International Contest - 12th Edition.
Interview: Masaki Hirokawa
Luca Curci talks with Masaki Hirokawa, among the honourable mentions of the ITSLIQUID International Contest 12th Edition.
https://www.itsliquid.com/interview-masakihirokawa-04.html
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インタビュー記事 (和訳):
- 現在、取り組んでいることは何ですか?
私は昨年末より日本国外での大切な展示会や発表の機会に恵まれ、一つ一つを有難い機会と受け止め、何事も全力で取り組んで参りました。
スマートフォンアプリ事業の方も十年間無休でサービスの改善に努めており、近年に至ってはマーケティングやプロモーション、UI/UXデザインやシステム設計の方式を大幅に革新することになりました。毎日の小さな積み重ねにより、アジア、欧州、南米市場の基盤は揺るがないものとなり、現在は念願である北米市場の攻略にシフトしています。
それらの経験より得られた多分野に於ける並列的なタスク処理とデータ分析能力は、自然とグラフィックアートにも活かされ、新しく制作する作品はより美しい構造を持ち、多次元をネスティングした造形を成すでしょう。
- どのようにして現在の芸術活動に至ったのですか?
私は二十五年前のインフラネットワークがまだ整備されていない時代から、様々な分野のデジタル表現に挑戦して参りました。
ハードウェアも現在より未発達で、ソフトウェアも十分に流通していなかったため、クリエイティブに必要なツールは自ら開発を行うか、或いはその機能を仕様外に拡張するなど、創意工夫しなければならなかったのを憶えています。
ネットワークの通信量にも通信速度にも制限があり、その中で画像コンテンツや動画コンテンツを快適にストリーミングするだけでなく、常に革新的で自由な表現をすべく試行錯誤する必要がありました。
私の興味は十代の頃より永久機関の開発に向いており、インタラクティブムービー制作を通して人工生命を生み出すシステム設計を学び、ゲーム開発を通して人工知能の仕組みを知り、アプリケーション開発を通しては大衆の普遍的無意識を探りました。
朝から晩まで画面と向き合い、外の世界を俯瞰視しながらの二十有余年を過ごしていたように思います。しかし人間の根幹を成す愛情への渇望と苦悩を知り、2019年の末よりグラフィックアートの制作を始めました。
ただ不可解なのは、“私が人間を知りたがっていた” のではなく、“何かが人間を知りたがっている” かのようであったことです。その “何か” は人の身を通して人の心の在り方を見ているのかもしれません。
おそらく多くの表現者にとって、創作を始めた切っ掛けと辿って来た道のりは筆舌に尽くし難いものであり、不可解としか言い表しようのないものでしょう。
- 作品が完成したとき、どのような気持ちになりますか?
完成の喜びと同じだけ苦しみからの解放感が得られ、肩の荷を下ろす気持ちで遠くから作品を眺めます。それは授かりものであり、自分の手から元々離れたものですから、茫然自失とするのみです。したがって私はこの世界の様相を知り、大衆の心理を知ることになります。
- あなたの創作活動はどのようなものですか?
私にとって創作活動は生きる目的であり、生き抜く手段であり、生まれて来た意味でもあって、それ以外に何も持ち得ません。私はその恵みを与えてくださった神様、父母、ご先祖様に感謝しています。実は生きるのが辛いことも屡々ありました。しかし恵与されたものを忘れて自暴自棄に走る時も、大切な機材だけは壊すことは出来ませんでした。
- どのような芸術テーマを追求していますか?好きなテーマがあれば教えてください。
私は神への憧憬から多次元科学に魅せられ、物理学の仮説である超弦理論から量子力学の不可思議な世界に迷い込んだ時期もありました。しかし過去のシュルレアリスム絵画の方が、その問いに対し雄弁さを持っているように感じます。
私は自分なりの方法で神秘世界や余剰次元を表現し、それに至るまでのプロセスも余すことなく言語化したいと考えています。つまり “神” や “愛” などの非常に曖昧な要素を表す公式を求めているのです。私はただ寂しいから神と遊び、物を作り始めただけだったのですが…。