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「OLYMPUS AIR」のコンセプトを体現する撮影体験の探求/オリンパス株式会社

2018/04/10(火)

レポート

オープンプラットフォームカメラ「OLYMPUS A01※」を活用したコンテスト「OPC Hack & Make AWARD」が2015年に開催されました。

本イベントは、スマートフォンと連動して撮影から加工、SNSへの公開まで行える新製品カメラ「OLYMPUS AIR」のコンセプトを体現するファンコミュニティをつくり、一緒に新しい撮影体験を探求・発信を目指す、オリンパス株式会社主催のも開かれたアワードです。

製品化前にカメラの特徴・見どころを伝えながらクリエイターを募り、ハッカソンやアイデアソンを開催。筐体の3Dデータやソフトウエア開発キットなど、オリンパスの技術を公開し、アプリ部門、アクセサリー部門、プロジェクト部門を設け、アクセサリや撮影用アプリをなど広くアイデアを募りました。

OPC Hack & Make AWARD

※この情報は2015年時点のものです。

※製品は現在販売を終了しております。


<アワード概要>
OPC Hack & Make AWARD
募集期間:2015.6.29-8.24
募集部門:アプリ部門、アクセサリー部門、プロジェクト部門
URL:https://opc.olympus-imaging.co... 
審査員:

小林 茂/情報科学芸術大学院大学[IAMAS]産業文化研究センター 教授


江渡浩一郎/国立研究開発法人産業技術総合研究所主任研究員/ニコニコ学会β実行委員長/メディアアーティスト

尾田和実/元ギズモード・ジャパン編集長

池澤あやか/女優

上 高明/オリンパス株式会社 事業開発室 事業開発第2本部 事業開発2部 部長

クリエイターと広げる!ハッカソン&アイデアソンを開催


応募期間中は、オリンパスのオープンプラットフォームカメラ(OPC)のアプリ開発キット(SDK)や、3Dデータを用いて、OPCハッカソンとアイデアワークショップも開催!

機密性の高いソフトウエアの領域をオープンにすることで参加者とともに新しい価値の創造に挑戦しました。

SDK:Olympus Camera Kit for Developersは、オープンプラットフォームカメラ(OPC)の

Android/iOSのアプリケーション開発ができるソフトウェア開発キット(SDK)です。

OLYMPUS AIR:スマートフォンのインテリジェンスとデジタル一眼のインテリジェンスが融合した新コンセプトのカメラです。

3D DATA : Olympus Camera Kit for Creatorsは、OPCの外形や接合部分の3Dデータキットです。3Dプリンターやレーザーカッターといったデジタルファブリケーションツールを活用することで、OPCをさらに便利に楽しく使えるアクセサリー制作も行えます。

ここでは、数ある応募作品の中から選ばれた作品をご紹介します。

受賞作品

HAC&MAKE大賞:OpcWear

受賞者:小川和也さん

コンセプト:

スマートウォッチでチョイ撮りするアプリ。

SonyのSmartWatch3等、Googleのスマートウォッチ向けOS「AndroidWear」を搭載した端末とAirA01をWiFiで直接繋げて撮影します。AndroidWearとOPCの組み合わせには3つの利点があります。

1.チョイ撮りが楽になる

スマホを取り出すような煩わしさがなく、また片手操作が可能なのでAirA01を常用しやすくなります。

2.通常のAndroid端末アプリに比べ操作レスポンスの向上、電池消費量の改善が期待できる

当アプリではLiveViewが通常のAndroidアプリと同様に30fpsで表示されますが、AndroiWear端末の解像度が320×320なのでQVGAでも十分目視可能になり、結果、WiFiの通信量低下(=操作レスポンス向上)と、表示処理低減(=電池消費量の低下)の恩恵が得られます。

3.最小の出力装置である

AirA01とスマホを組み合わせたアクセサリを考えた場合、スマホはあまりにも大きすぎます。

それに比べ、AndroidWear端末の筐体は圧倒的に小さく、様々なプロダクトに組み込みやすいです。

<審査員のコメント>

小林 茂

情報科学芸術大学院大学[IAMAS]産業文化研究センター 教授

Android Wearの特徴を活かし、スマートフォンを介することなく直接AIRと腕時計が連動するという新しい体験に、この作品に触発されて次々と新しい作品が生まれてくる可能性を感じた。また、ライブビューのレスポンスも非常に良く、UIも腕時計に合わせて練られており完成度が高い。

江渡浩一郎

国立研究開発法人産業技術総合研究所主任研究員/ニコニコ学会β実行委員長/メディアアーティスト

Olympus Airをスマートウォッチから使う。誰もが夢見ていたことだと思うが、それを実現した。しかもかなり完成度の高いインタフェースと共に。複雑になりがちなカメラの操作を小さい画面にうまく収めている。審査員、満場一致での大賞への選出だった。

尾田和実

元ギズモード・ジャパン編集長

軽い操作感、直感的なUI。すべてが洗練されていて、なおかつこんなものがあったらいいなという出来。あらゆる意味で完成度が高い。作者は、OLYMPUS AIRでの撮影体験がもっともっとワクワクするようなものであることを理解した上で、とても冷静にその長所を伸ばす方法を編み出しました!

池澤あやか

女優

応募作品の中でも、完成度、実用性が圧倒的に高い作品でした。スマホを連動させて撮影するよりもコンパクトで便利だし、UIも小さい画面での使いやすさが考えられていて良かったです。審査員全員一致の大賞でした。

上 高明

オリンパス株式会社 事業開発室 事業開発第2本部 事業開発2部 部長

AIRの世界観であるスタイルフリー撮影を発展させるアプリであり、撮影機器として新しいコンパクトな撮影システムの提案を具現化している事を評価しました。

操作性、UI、レスポンスも実用性を担保しており完成度が高い。

価値軸の提案、出来栄えにおいて、秀逸であり大賞に相応しい。


アプリ部門賞:アストロトーイ - 星座早見盤合体型カメラ –

受賞者:小市大輔さん

コンセプト:

星座早見盤が合体したカメラです。

GPSやコンパスと連動し、カメラを向けた方角、現在地、時間帯で観測可能な星図が、ライブビューに現れます。ライブビュー内に現れる星図には、それぞれ方角と高度が示されていて、その方角と高度に、カメラのロール角、チルト角を合わせるだけで、空に光る星座を簡単にライブビュー内に捉えることができます。

画質等、撮影に関する細かい設定は、星座の撮影に最適化しているので、ピントをあわせるだけで撮影が可能です。

主な機能

・OLYMPUS AIRとiPhoneのチルト角度の誤差補正機能

・ズームに連動した星図の表示範囲切替(3段階)

・ライブビューの表示切替(3段階)

・星座情報取得時の場所と時刻の表示

・画質調整

<審査員のコメント>

小林 茂

情報科学芸術大学院大学[IAMAS]産業文化研究センター 教授

通常の写真とは異なる知識やノウハウが必要となる天体写真を身近にするという提案で、UIも用途に合わせてよく作り込まれている。ぜひ、このアプリと天体撮影に適したレンズの組み合わせで美しい天体写真の作例をたくさん撮影して見せて欲しい。

江渡浩一郎

国立研究開発法人産業技術総合研究所主任研究員/ニコニコ学会β実行委員長/メディアアーティスト

アストローイは、Olympus Airで星を撮影する時に使う。アプリの指示する方向にカメラを向けると、ちょうどその方向に星座を見つけられる。夜の空で目的の星座を探すのは結構難しく、重宝しそうだ。ただ、カメラの制約から4秒以上解放できないため、星がはっきり写らないのがおしいところだ。

尾田和実

元ギズモード・ジャパン編集長

ギズモードでも、宇宙や天体の話は人気があります。そんな星座への関心の入り口として、とてもロマンチックなアプリだと思いました。今ひとつ星が鮮明に撮影できてないという審査員の意見もありましたが、もっと明るいレンズで撮影すればいけると思うし、レンズ交換できることもOlympus AIRのアドバンテージと捉えて。

池澤あやか

女優

天体カメラマンにはたまらないアプリケーションであることまちがいなしです。UIデザインも素晴らしく、星座を表示する部分も、設定の部分も、実際の撮影を邪魔せずとても使いやすいかったです。撮影サンプルの写真を、もう少し星の見えるところで撮ればなお良かったと思います。

上 高明

オリンパス株式会社 事業開発室 事業開発第2本部 事業開発2部 部長

小型・高画質を担保する暗所撮影力を引き出すに相応しい使い方を提案したアプリである事を評価しました。

実用性を考慮したUIを担保しており完成度も高いものでした。

星座撮影のファンを広げていく可能性にも惹かれました。


アクセサリー部門:OLYMPUS AIR A01用ちょい足しアクセサリー群

受賞者:片岡紘康さん

コンセプト:

OLYMPUS AIR A01の使い勝手や活躍の場を拡張する“ちょい足しアクセサリー群”を製作しました。

・三脚穴アダプター

A01底面に装着する事で雲台との接地面積を増やし三脚などによりしっかり固定するためのアダプターです。

・カメラストラップアダプター

A01にカメラ用ストラップを装着するためのアダプター。

A01の携帯性を向上させドレスアップの起点にもなります。

・アンブレラアダプター

A01を傘に装着するためのアダプター。防塵防滴ではないA01を雨の日でも使えるようになります。紐とカラビナを組み合わせる事で落下防止と任意の高さに固定する事が可能に。

・グリップ付きスマホケース&アダプター

A01とスマホを合体させるためのスマホケース兼グリップ。

右手でも左手でも、縦でも横でも安定してグリップ出来ます。

・マルチユースアダプター

A01の装着位置、方法を拡張するアダプター。

30mm幅までのテープ穴と直径4mmまでのロープ穴を使いチェストハーネスやベルトを製作したりバックパックなどにも容易に装着出来るようになります。

・BCL-0980用フォーカスロックカバー

A01に装着してアクションカムのように使う際グローブなどをしていてもフォーカス位置を無限遠までに固定し、ピンボケ動画を防止。

・GoProアクセサリーアダプター

メジャーアクションカムであるGoPro用アクセサリー群にA01を装着出来るようにするアダプター。数多あるGoPro用アクセサリーと組み合わせる事でA01の活用の幅を拡張できます。

<審査員のコメント>

小林 茂

情報科学芸術大学院大学[IAMAS]産業文化研究センター 教授

AIRをより便利に使えるようにする、あるいは新しい使い方を提案するアクセサリーを単品ではなく群で提案しており、AIRの作り手が考えた世界観をよく読み取って高いレベルで実現している。ぜひ今後もこのシリーズを継続的に展開して欲しい。

江渡浩一郎

国立研究開発法人産業技術総合研究所主任研究員/ニコニコ学会β実行委員長/メディアアーティスト

Olympus Airをちょっと使いやすくするためのアタッチメントをいろいろ用意している。一つ一つは、こういうアクセサリーはありそうという感じのものだが、それをこれだけの種類用意したのは見事。ユーザーがアクセサリーを自由に使えるメリットが一目見てわかる。

尾田和実

元ギズモード・ジャパン編集長

ほんのちょっとの工夫、それをいくつも。作者のパッケージングのうまさにうならされた。カラフルで、本当に売られていそうなデザイン性にも納得。

池澤あやか

女優

面白そうなアクセサリーがあれば気軽に3Dプリントして試めせるなんて、よく考えるとすごい未来ですよね。OLYMPUS AIRを使った撮影のいろいろな楽しみ方を提案してくれるところが魅力的でした。

上 高明

オリンパス株式会社 事業開発室 事業開発第2本部 事業開発2部 部長

従来作り手が用意していたアクセサリー類を、高い完成度で提案・作製したことを評価いたしました。

ウェラブルや携帯に便利なアクセサリー提案だけではなく、傘への取り付けての撮影など、ユーモアかつ新しい使い方を織り込んだ事も評価いたしました。


プロジェクト部門賞:Third Eye: OPC-Binoculars Attachment

受賞者:池澤 玄さん

コンセプト:

Third Eye: OPC-Binoculars Attachment は、望遠レンズをOPCに装着し双眼鏡をその照準器として用いるシステムです。

OPC、双眼鏡、望遠レンズ、そしてOPCを双眼鏡に取りつけるためのアタッチメントで構成されています。

OPCはアタッチメントによって双眼鏡の2つの対物レンズの中央にセットされ、双眼鏡で観察しているものを同時に撮影することができます。

本来は野鳥観察のために考案したものですが、ファインダーのないOPCで望遠レンズを使うためにはとても合理的な方法です。

望遠レンズはファインダーごしに被写体を捉えるのが難しいのですが、それに対して双眼鏡の視野はカメラのファインダーに比べて明るく見やすいので、容易に対象をとらえることができます。

小さな本体のOPCは、双眼鏡と望遠レンズの間にあっても非常にコンパクトで、二つの光学系をつなぐ役割を果たします。OPCを「第三の目」として既存の優れた光学システムと組み合わせ、その利点を活かした試みです。

<審査員のコメント>

小林 茂

情報科学芸術大学院大学[IAMAS]産業文化研究センター 教授

AIRのコンパクトさを活かして双眼鏡に組み合わせるというアイデアを高いレベルで実現しており、実際にこれによって魅力的な写真が撮影できていることから、Third Eyeが有効であることを証明できている。

江渡浩一郎

国立研究開発法人産業技術総合研究所主任研究員/ニコニコ学会β実行委員長/メディアアーティスト

Olympus Airを望遠レンズ・双眼鏡と組み合わせて使い、野鳥などを撮影しやすいように改造して使っている。双眼鏡の2つのレンズの間にカメラを取り付けて使っており、これは普通のカメラにはできない工夫だ。作例を見ていると、自分でもやってみたくなるくらい魅力的だ。

尾田和実

元ギズモード・ジャパン編集長

今あまりフォーカスされている存在とはいえない、双眼鏡とのコンビネーションに目をつけ、そのメリットも明確にしている点に感心した。

池澤あやか

女優

まさにこの作品のような「企業が商品化はしないかもしれないけど、誰かが絶対欲しくなるようなもの」のために、OPCではAPIやアタッチメントの3Dデータを公開しているんだと思います。仕上がった写真もとても美しく、見とれてしまいました。

上 高明

オリンパス株式会社 事業開発室 事業開発第2本部 事業開発2部 部長

観察しているものを撮る。自身の欲求を信じて、斬新な切り口で新しい使い方の提案したことを評価いたしました。

フィールドテストと共に検証を繰り返し、完成度向上に勤められた姿勢も共感いたしました。

審査員特別賞はこちらから

未来のイノベーションを共創する

自分が欲しいものをカスタマイズして作る時代はもうすでに来ています。

本プロジェクトでは、メーカーもユーザーとのオープンなコミュニティを生み出し共創することにより、新しいモノやサービスがの生まれていきました。

※ OLYMPUS A01は現在販売を終了しております。

※この情報は2015年時点のものです。

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