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DIGRAPHがニューヨークTDC71を受賞!日本唯一の選出に

2025/05/22(木)

インタビュー

デザイナーの深地宏昌さんとプログラマーの堀川淳一郎さんによって2023年に結成されたクリエイティブスタジオDIGRAPH(ディグラフ)。深地さんはロフトワーク主催のグローバルクリエイティブアワード「YouFab Global Creative Awards 2015(以下、YouFab)」においてファイナリストに選出され、翌年「YouFab 2016」ではアワードのメインビジュアルを担当。堀川さんは「YouFab 2017」のメインビジュアルのプログラミングを手掛けるなど、AWRDともゆかりあるお二人として関わりを重ねていただきました。

そしてこの度、DIGRAPHが手がけた陶磁器ブランド「ComPotte(コンポッテ)」のブランド・アイデンティティが、世界的なタイポグラフィ賞「ニューヨークTDC(Type Directors Club)」を受賞。世界26ヶ国から選出された中で、日本から唯一の受賞となりました。受賞作は今後、ニューヨークをはじめ、カナダ、中国、フランス、ドイツ、日本、韓国などで巡回展示されます。

tdc.:https://tdc.org/winner/compotte/
DIGRAPH:https://digraph.jp/
ComPotte:https://www.compotte.jp/

デザインについて

“Computational Pottery”というコンセプトを掲げる陶磁器ブランド「ComPotte」のブランド・アイデンティティデザイン。
ロゴデザインは、立方体で構成されたピクセルフォントを3DCGソフトでデザインし、ブランドの特徴であるデジタルな世界観を表現。粗密や強弱をつけることで焼き物の有機性を取り入れ、デジタルとフィジカルの融合を体現しています。
ウェブデザインは、プログラミングを活用した多様なアニメーション表現によって世界観を構築し、デジタル技術を活用する同ブランドの特徴が反映されています。

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デジタルとフィジカルの間に生まれる、人が操作できない領域を見出す ー 深地宏昌

YouFab 2016実行委員会によるインタビューアーカイブもぜひご覧ください。
YouFabのテーマと呼応するビジュアルをどのように紡ぎ出していったのか、制作の背景について語っていただきました。

記事を見る
https://www.youfab.info/2016/plotter-drawing.html?lang=ja
※この記事は2016年に公開されたバックナンバーです。

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