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Report:アワードを通して出会いたい人 ー白金五丁目アワード 審査会潜入ルポ+応募者へのメッセージ!/キギ(植原亮輔・渡邉良重)、薗部悦子、福田里香

2018/06/11(月)

レポート

現在開催中の「白金五丁目アワード」シリーズ、先日第一弾のジュエリー&クラフトカテゴリーの作品募集が終了し、現在は第二弾のフード部門の募集がスタートしています。第三弾のアート部門まで続くこちらのアワードは、OFSでの展示、販売を前提として、見たことがないものを作ってくれるアーティストとの出会いを求めるプロジェクトです。

今回AWRD編集部 篠原が、記念すべき第1回のジュエリー&クラフトカテゴリー部門の審査会に潜入してきました。その様子をちょこっとレポートしつつ、これからのアワードに向けて審査員の皆様からのメッセージをいただいてまいりました!


コンセプトムービーを見入る審査員。(右から:植原亮輔(キギ )、渡邉良重(キギ)、薗部悦子(ジュエリー作家)、寺田未来(OFS))

115点にも及ぶハイクオリティの作品たち。予想を超えたいい作品に出会いました。(キギ 渡邉 )

記念すべき第1回は、115点にも及ぶハイクオリティな作品が集まりました。

「すごいね、どうやってつくっているんだろう。」(渡邉良重/キギ)「よく考えられたデザイン、男性がつけてもいいよね。」(植原亮輔/キギ )「細部にわたって考えていますね。」(薗部悦子/ジュエリー作家) 

会場では上記のコメントとともに、ファイナリストに得ればれた作品1点1点を丁寧に審査していきました。

1点1点丁寧に作品と向き合います。


実際に身につけた時のバランスも重要なポイントと考慮し、プレゼンシートや作品の細部にまで目を凝らします。


私も審査会に立ち会わせていただく機会があるのですが、審査員の作品との向き合い方にいつも心が高ぶるのです。彼ら、彼女らは、その場に佇む作品としばし向き合い、その作品に込められた背景やその未来まで、見えない部分を丁寧に見つめていきます。それは透視能力を発揮しているかのような、不思議なオーラを醸し出します。

それほど1つの作品に向き合うのは真剣でエネルギーのいることなのだろうなと。今回も貴重なシーンに立ち会わせていただけているんだなーと、静かな感動がこみ上げて、心の中で深〜く一礼していました。と、そんな余韻に浸りながらも、2時間以上に渡る審査会はあっという間に終了しました。

さて、どんな作品が選ばれたのかと言うと……。詳細は6月下旬に「白金五丁目アワード」で発表いたします。どうぞお楽しみに!

結果発表、展示・販売についての詳細

URL:https://awrd.com/award/shirokane_awrd01

※結果発表は6月下旬頃に掲載予定


‘‘お店とはこうあるべき’’という概念を払い、今までにない面白いものができたら楽しいなと思っています

審査会後、OUR FAVOURITE SHOP 店長の寺田さんに、アワードを通して出会いたい人や大切にしているOFSの想いについて聞いてみました。


寺田未来(OFS):アワードを開催したのは、OFSがオープン4年目を迎えるにあたり、もっといろんな人と出会いたいという思いが広がってきたタイミングだったんです。ジャンルにとらわれず、作品に対する向き合い方とか得られるものって色々なインスピレーションを与えてくれるのが、お店側としても糧となって楽しいのではと思いました。

OFSは、私たち自身も表現の場、世界観を見せられる場として作られているんです。その分みんなで試行錯誤しているのですが。。。

お店というと、プロダクトとして完成したものではないと取り扱いが難しい中で、OFSはお店とはこうあるべきという概念を払い、みんなが発想して今までにない面白いものができたら楽しいなと思っています。間口が広いといったら変ですが。

OUR FAVOURITE SHOPの「OUR」は、参加していただいている「みんな」にとってお気に入りの場所になって欲しいというメッセージが込めらています。そんな想いに共感してくださる人に白金五丁目アワードのドアを叩いて欲しいです。


OFSによる第二ステージのチャレンジは、今、始まったばかりです。このアワードを通してあなたのお気に入りを紹介してください!


フード部門募集中 「体にやさしく安心でおいしいもの」

さて、白金五丁目アワードでは、第二弾としてフード部門がスタートしています。ジュエリーとは打って変わって、「体にやさしく安心でおいしいもの」をテーマに、菓子研究家の福田里香さんとキギを審査員に、素材にもこだわりのある食品、またはケータリングのプランを募集します。

今回応募を検討させている皆さんに向けて、審査員から作品に期待することなどを聞いてみました。


福田里香(菓子研究家)

フードは、重要なコミュニケーションツールのひとつです。またフードに携わる仕事には、いろんな経歴のひとが集まっています。これから目指そうと考えているかたやすでにご活躍のかたも、それから学生さんから異業種のかたまで、ぜひ自由な発想でアイディアをお寄せください。楽しみにお待ちしています!

インスタ:https://www.instagram.com/ricc...

植原亮輔(キギ)

見た目だけじゃなくて美味しい、美味しいけど雑なものではないもの。食材の味をちゃんと生かしている、健康的で全体的に美味しいものが食べたいです。生モノだったら、ぜひケータリングプランとして出してください。その場でみんなで食べながら色々なフードを楽しみたいです。

渡邉良重(キギ)

さまざまな県の食材を活かした、土地のものを活かした新しいものを作っていただくのもいいかもしれませんね。他の県の人は知らないけど、実はとっても美味しい食材ってあると思うんです。そんな素材を活かしたアイデアとか楽しいです。


創作のヒントを編集部が勝手にピックアップ!

フード部門で「どんなアイデアで応募しよう?」そう悩んでる方に向けて、審査員 福田さんの作品やキギ 植原さんのお気に入りのフードをうかがい、編集部で勝手にピックアップしてみました。少しでも皆さんの参考になればと思います。

福田里香さんのインスタより

レモンペタルのガルニチュール。ほのかな苦味がおいしい。レモンの香りがはちみつになったような味わい。
lemonyなセビーチェ サラダ。広島レモンと季節の野菜がたっぷり。


キギ 植原さんのインスタより

「OUR FAVOURITE SHOP のひなまつり」で登場したchioben。美しい彩りと斬新な味の組み合わせで、「一度は食べてみたい」「食べたことのない味」など幻のお弁当として話題。

いかがでしたか?締め切りまであとわずかです。日本全国、世界各地のさまざまな「おいしいもの」との出会いを楽しみにしています!

written by

reiko shinohara

AWRD編集部 / PR、ライター

デザイン、アート、ライフスタイルにまつわる分野でライティング、コミュニケーション活動を行う。 群馬県富岡市出身、O型、うお座、動物占いは ひつじ。

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